日本で郵便を送る方法 | 送るための詳細な手順や郵便サービスの種類 - GTN MAGAZINE

日本で郵便を送る方法 | 送るための詳細な手順や郵便サービスの種類

旅行の思い出やお土産を自国に送りたい、日本滞在中に大切な書類を送る必要がある、そういった外国人の方々にとって、日本の郵便システムを理解しておくことは大切です。

この記事では、日本で郵便物を送るための詳細な手順、知っておくべき情報、そして郵便サービスの種類について分かりやすく解説します。

日本の郵便システム

日本郵便について

日本郵便(Japan Post)は日本の公式郵便サービスで、国内に約23,414箇所の郵便局を運営しています。

日本の郵便システムは世界で最も信頼性と効率性が高いものの一つとされており、国内・国際郵便の両方を取り扱っています。

利用できる主なサービス

日本郵便では以下のようなサービスを提供しています。

  • 郵便物(手紙・はがき): 一般的な手紙やはがきの配送
  • ゆうパック: 国内向け小包・荷物の配送
  • レターパック: 封筒型の定型配送サービス
  • ゆうパケット: 小型で軽量な荷物の配送
  • 国際郵便サービス: EMS、航空便、船便など
  • 金融サービス: 貯金、送金、為替など
  • 保険サービス: 生命保険、年金など

郵便物の種類と料金

国内郵便

1. 手紙・はがき

種類重さ料金
通常はがき-85円
定形郵便(封筒)50gまで110円
定形外郵便(※規格内)50gまで140円
100gまで180円
150gまで270円
500gまで510円
1kgまで750円

※2025年11月1日更新

出典:日本郵便株式会社「国内の料金表(手紙・はがき)」

(※)規格内のサイズは、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内とします。

2. ゆうパック(荷物)

ゆうパックの料金は、送付先の距離と荷物のサイズによって異なります。

サイズ(3辺合計)重量制限料金目安
60cmまで25kgまで820円~
80cmまで25kgまで1,130円~
100cmまで25kgまで1,450円~
120cmまで25kgまで1,770円~
140cmまで25kgまで2,120円~
160cmまで25kgまで2,450円~
170cmまで25kgまで3,000円~

出典:日本郵便株式会社「ゆうパック基本運賃表」

 

3. レターパック

種類重量制限料金
レターパックライト4kgまで430円
レターパックプラス4kgまで600円

出典:日本郵便株式会社「レターパック」

 

4. ゆうパケット

料金(税込み)

厚さ料金
1cm 以内250円
2cm 以内310円
3cm 以内360円

サイズ・重量の規定

項目規定
大きさ3辺(A+B+C)合計 60cm 以内
(長辺 A:34cm 以内、厚さ C:3cm 以内)
重さ1kg 以内

出典:日本郵便株式会社「ゆうパケット」

 

国際郵便

国際郵便には主に以下の4種類の配送方法があります

1. EMS(国際スピード郵便)

最も速く確実な国際配送サービスで、多くの国では2〜4日で配達されます。料金は送付先の国と重量によって異なります。

重量第4地帯(アメリカ合衆国)第1地帯(中国・韓国・台湾)
500gまで3,900円1,450円
1kgまで5,300円2,200円
2kgまで7,900円3,400円

出典:日本郵便株式会社「EMS(国際スピード郵便) - 料金表」

 

2. 航空便(Airmail)

EMSより若干遅いですが、比較的早く(3〜6日程度)配達される方法です。

重量区分第4地帯(アメリカ合衆国)第1地帯(中国・韓国・台湾)
~25 g140円120円
~50 g220円190円
~100 g420円340円

出典:日本郵便株式会社「航空便」「料金表(手紙・はがき) - 航空便」

 

3. SAL便(Economy Air)

航空便と船便の中間的なサービスで、航空便より安く、船便より速い配送方法(1〜2週間程度)です。
 ※2025年11月時点で、取扱が停止しています。

出典:日本郵便株式会社「エコノミー航空(SAL)便について」

 

4. 船便(Surface Mail)

最も安価ですが、配達に2〜4ヶ月かかる方法です。急ぎでない場合や重いものを送る場合におすすめです。

出典:日本郵便株式会社「船便」「料金表(手紙・はがき) - 船便」

 

国内郵便の送り方

手紙・はがきを送る場合

郵便物の準備:

  • 封筒やはがきを用意します
  • 宛先と差出人の住所を正確に記入します
  • 適切な切手を貼ります

郵便ポストに投函:

  • 街中の赤いポストや郵便局のポストに投函します
  • 定形外郵便物やサイズが大きいものは郵便局の窓口へ

郵便局で手続き(必要な場合):

  • 書留や速達などの特別サービスを利用する場合は窓口で手続きします
  • 料金を支払い、受領証を受け取ります

荷物(ゆうパックなど)を送る場合

梱包:

  • 荷物をしっかりと梱包します
  • 破損しやすいものは緩衝材で保護します

送り状の作成:

  • 郵便局や一部のコンビニで送り状を入手します
  • 送り先と差出人の情報を記入します
  • 内容品の記載と価格も記入します

郵便局やコンビニへ持参:

  • 郵便局の窓口またはゆうパック取扱いのコンビニへ持参します
  • 料金を支払い、追跡番号付きの受領証を受け取ります

集荷依頼(オプション):

  • 日本郵便のウェブサイトや電話で集荷を依頼することもできます
  • 自宅や宿泊先で荷物を集荷してもらえます

国際郵便の送り方

手紙・小包を国際郵便で送る手順

事前準備:

  • 送付先の国に送れる品目かどうか確認します(禁制品に注意)
  • 適切な梱包を行います

税関申告書の作成:

  • 国際郵便物には税関申告書(Custom Declaration)が必要です
  • 内容品、価格、送付目的などを英語で記入します

郵便局での手続き:

  • 郵便局の国際郵便窓口へ持参します
  • 配送方法(EMS、航空便、SAL便、船便)を選びます
  • 料金を支払い、追跡番号(ある場合)を受け取ります

My Pageサービスの利用(オプション):

  • 日本郵便の「International Mail My Page Service」を利用すると、オンラインで送り状を作成できます
  • 作成した送り状を印刷して荷物に貼付し、郵便局へ持参します

主な禁制品

国によって異なりますが、一般的に以下のものは国際郵便で送れません。

  • 現金や有価証券
  • パスポートや身分証明書
  • 生鮮食品や植物
  • 動物や動物製品(一部制限あり)
  • 医薬品(処方箋薬)
  • 危険物(爆発物、可燃性物質など)
  • 知的財産権を侵害する物品

宛名の書き方

日本国内宛て

日本語で書く場合は、以下の順序で記入します。

  • 郵便番号(〒xxx-xxxx)
  • 都道府県名
  • 市区町村名
  • 町名・番地・建物名・部屋番号
  • 受取人の氏名

記載例

〒100-8111

東京都千代田区

千代田1-1

山田 太郎 様

 


 

海外宛て

英語で書く場合は、以下の順序で記入します。

  • 受取人の氏名
  • 建物名・部屋番号(該当する場合)
  • 番地・通り名
  • 市町村名・州/県名・郵便番号
  • 国名

Mr. John Smith

Apartment 301, Building 25

123 Main Street

New York, NY 10001

U.S.A.

郵便局の見つけ方と営業時間

郵便局の見つけ方

オンラインで検索する

  • 日本郵便の公式サイトで郵便局検索ができます。
  • 駅名や地名で検索可能です

付近を探す:

  • 郵便局は「〒」マークと「JAPAN POST」のロゴが目印です
  • 多くの郵便局は赤い「〒」のサインが見えます

主要駅や観光地の近くを探す

  • 主要駅や観光地には必ず郵便局があります
  • 大型郵便局は英語対応可能なスタッフが在籍していることが多いです

営業時間

一般的な郵便局の営業時間は以下の通りです。

曜日時間サービス
月曜~金曜9:00~17:00全サービス
土曜・日曜・祝日休業-

例外

  • 大都市の主要郵便局は平日18:00まで営業していることがあります
  • 一部の大型郵便局は「ゆうゆう窓口」と呼ばれる時間外窓口を設け、24時間サービスを提供しています
  • 東京・大阪・名古屋などの中央郵便局は土曜日も営業していることがあります

コンビニでの郵便サービス

日本のコンビニエンスストアでも一部の郵便サービスが利用できますが、店舗によっては取り扱いがある店舗とない店舗があるため、確認が必要です。

利用できるコンビニ

  • ローソン: ゆうパック、レターパック、切手販売
  • ファミリーマート: 宅急便、ゆうパック、レターパック、切手販売
  • セブン-イレブン: 宅急便、レターパック、切手販売
  • ミニストップ: ゆうパック、レターパック、切手販売

利用できるサービス

サービス説明
ゆうパック荷物の発送が可能(一部コンビニのみ)
レターパックレターパックの購入と発送が可能
切手販売一般的な切手の購入が可能
はがき販売通常はがきや季節のはがきの購入が可能

コンビニでの発送手順

  1. レジでゆうパックの送り状やレターパックを購入します
  2. 必要事項を記入します
  3. レジで料金を支払い、荷物を店員に渡します
  4. レターパックはポストに投函することもできます

 

よくある質問

Q1: 日本から海外へ荷物を送る最も安い方法は?

A: 船便(Surface Mail)が最も安価ですが、配達までに1〜3ヶ月かかります。

以前は速さと料金のバランスが取れたSAL便もありましたが、現在は取り扱いが停止されています。

そのため、主な選択肢は、安価で遅い船便か、より速く料金が高い航空便(Airmail)やEMSとなります。

Q2: 日本語が話せなくても郵便局で手続きできますか?

A: 大都市の主要郵便局では英語対応可能なスタッフがいることが多いですが、小さな郵便局では英語対応が難しい場合があります。事前に送り状の英語版を印刷したり、翻訳アプリを用意しておくと便利です。

Q3: 日本の郵便ポストはどこで見つけられますか?

A: 駅周辺、繁華街、住宅地の主要道路沿い、コンビニエンスストア近くなど、街中の様々な場所で赤いポストを見つけることができます。

Q4: 宿泊先のホテルから郵便物を送れますか?

A: 多くのホテルではフロントで切手の販売や郵便物の投函サービスを提供しています。特に観光客向けホテルではポストカードの発送などに協力してくれます。

Q5: 国際郵便の追跡はどうやってできますか?

A: EMSや国際書留などの追跡サービス付きの郵便物は、日本郵便の国際郵便追跡サービスで追跡番号を入力することで状況を確認できます。

Q6: 日本から送れない品目はありますか?

A: 国によって異なりますが、一般的に現金、パスポート、生鮮食品、肉製品、植物、医薬品、危険物などは送ることができません。詳細は郵便局のカウンターで確認してください。

Q7: 郵便局で支払いに使えるクレジットカードは?

A: 多くの郵便局ではVISA、MasterCard、JCB、American Expressなどの主要なクレジットカードが利用できます。電子マネー(Suica、PASMO、交通系ICカード)も多くの郵便局で使えます。

まとめ

日本の郵便システムは効率的で信頼性が高く、様々なサービスを提供しています。手紙を送る簡単な作業から国際小包の発送まで、適切な準備と正確な情報があれば、言語の壁を超えて日本の郵便サービスの活用ができます。

 

国内滞在中の通信手段として、または思い出や贈り物を自国に送るために、郵便サービスを活用してください。困ったときは郵便局の窓口で相談するか、宿泊先のフロントスタッフに協力を求めることも有効です。

 

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