日本のプリペイドSIMを比較!容量制限プラン vs 無制限プラン - GTN MAGAZINE

日本のプリペイドSIMを比較!容量制限プラン vs 無制限プラン

日本を訪れる外国人旅行者や一時帰国者にとって、滞在中のインターネット接続は必須です。

観光情報の検索、地図アプリの利用、SNSでの思い出の共有など、様々な場面でモバイルデータ通信が必要になります。

本記事では、日本で利用できるプリペイドSIMの種類、容量制限プランと無制限プランの特徴、そして最適な選び方について詳しく解説します。

初めて日本を訪れる方から、長期滞在を予定している方まで、ぜひ参考にしてください。

プリペイドSIMとは?

プリペイドSIMとは、前払い方式で一定期間・一定容量のデータ通信が利用できるSIMカードです。

契約期間の縛りがなく、身分証明書による厳格な本人確認手続きも不要なため、短期滞在の外国人旅行者にとって最適な選択肢となっています。

プリペイドSIMの基本的な特徴

  • 事前支払い制度: 利用前に料金を支払うため、追加料金の心配がない
  • 期間限定: 大抵は3日~180日など決まった期間のみ有効
  • 容量制限あり/なし: データ通信量に制限がある「容量制限プラン」と、制限がない「無制限プラン」がある
  • 手続き簡便: 多くの場合、パスポートのみで購入可能で、複雑な契約手続きが不要
  • 即日利用可能: 購入後、簡単な設定をするだけですぐに利用できる

一般契約のSIMカードとの違い

通常の携帯電話契約(後払い)と比較すると、プリペイドSIMには以下のような違いがあります。

項目プリペイドSIM一般契約SIM
契約期間なし(期間限定)あり(多くの場合1年以上)
支払方法前払い後払い(月額制)
本人確認簡易(パスポートのみなど)厳格(在留カード等必要)
通話機能データ通信専用が主流通話機能付きが一般的
申込場所空港・コンビニ・家電量販店などキャリアショップ・オンライン
対象者短期滞在者向け長期滞在者向け

日本のプリペイドSIMの特徴

日本で提供されているプリペイドSIMには、いくつかの独自の特徴があります。

通信品質と速度

日本のプリペイドSIMは、主に大手キャリア(docomo・au・SoftBank)の回線を借りたMVNO(仮想移動体通信事業者)が提供しています。

そのため、全国的に安定した通信品質を期待できます。

都市部ではほぼ問題なく高速通信が可能ですが、山間部や離島などの一部エリアでは通信が不安定になる場合があります。

対応キャリアと互換性

日本のプリペイドSIMを利用するには、SIMロックが解除されている(SIMフリーの)端末が必要です。

近年は多くのスマートフォンがSIMフリーで販売されているため、互換性の問題は減少していますが、購入前に自身の端末がSIMフリーであることを確認しましょう。

データ通信のみ or 音声通話付き

プリペイドSIMには主に次の2種類があります。

  • データ通信専用: インターネット接続のみ可能
  • 音声通話付き: インターネット接続に加え、通話やSMSも利用可能

外国人旅行者の多くは、データ通信専用のSIMカードを選びます。

LINE・WhatsAppなどのアプリを使えば通話も可能だからです。

ただし、日本滞在中に現地の電話番号が必要な場合は、音声通話付きのSIMを検討しましょう。

容量制限プランの特徴とおすすめ

容量制限プランとは、あらかじめ決められたデータ通信量まで高速通信が可能で、超過すると通信速度が制限されるプランです。

容量制限プランのメリット

  • 料金が明確: 固定料金で利用可能なデータ量が明確
  • コスト効率: 使用量が少ない場合、無制限プランより割安
  • プラン選択の多様性: 3GB、5GB、10GBなど様々な容量から選べる

容量制限プランのデメリット

  • 容量超過リスク: 設定した容量を超えると速度制限(128kbps〜1Mbps程度)がかかる
  • 追加チャージ必要: 容量不足時は追加料金でチャージが必要な場合あり
  • 使い切れない可能性: 使用量が少ない場合、容量が無駄になることも

おすすめの容量制限プラン

 

GTN Prepaid SIM

GTN Prepaid SIM は、最短 7日から最長 90日まで選べるデータ専用/音声+データのプリペイド SIMです。

パスポートだけで申し込め、5G / LTE 網と8言語カスタマーサポートを備え、使い切り後は低速化・延長不可などの注意点がある短・中期滞在者向けサービスです。

 

運営会社 株式会社グローバルトラストネットワークス(Global Trust Networks Co., Ltd.)
料金

データ専用 SIM/eSIM

データ容量利用期間価格
10 GB30 日3,000 円
30 GB7 日3,000 円
50 GB30 日5,000 円
135 GB90 日10,000 円

 

音声+データ SIM

データ容量30 日60 日90 日
10 GB8,250 円14,850 円21,450 円
30 GB12,100 円19,800 円27,500 円

※国内通話料は22 円/30 秒(税込)、SMS は3.3〜33 円(税込)/1通(国内)など別途発生します。

※2025年11月時点の情報です。

公式HP https://www.gtn-mobile.com/

 

 

容量制限プランのポイント

容量制限プランを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • 1日あたりの制限: 一部プランでは1日あたりの通信量にも制限がある場合がある
  • 低速モード: 容量超過後の速度がどれくらいか確認(128kbps〜1Mbps程度が一般的)
  • 追加チャージ: 容量超過時に追加チャージが可能かどうか
  • 有効期限: プランごとに利用可能期間が異なるため注意

 

無制限プランの特徴とおすすめ

無制限プランとは、データ通信量を気にせず使える、または非常に大容量のデータ通信が可能なプランです。

無制限プランのメリット

  • 容量を気にしない安心感: データ通信量を気にせず利用できる
  • 動画視聴も気軽に: YouTubeやNetflixなど大容量コンテンツも視聴可能
  • 複数デバイスでのテザリング: ノートPCやタブレットなど複数機器で共有しても安心

無制限プランのデメリット

  • 価格が高め: 容量制限プランに比べて料金が高くなる傾向がある
  • 公平利用の制限: 「完全無制限」でも、極端な大量利用では速度制限がかかる場合あり
  • 短期間のみ: 無制限プランは30日以内の短期プランが多い

 

無制限プランの注意点

無制限と謳っていても、全てのプランに以下のような制限がある場合があります:

  • 3日間の総量規制: 多くの「無制限」プランでは3日間に10GBなどの制限がある
  • 通信速度の制御: 混雑時間帯は通信速度が低下することがある
  • 一日当たりの上限: 一部プランでは1日あたりの通信量に上限がある場合も
  • 公平利用ポリシー: 極端な大容量利用は制限される可能性がある

プランの選び方

最適なプリペイドSIMを選ぶには、以下のポイントを考慮しましょう。

滞在期間による選択

滞在期間おすすめプラン理由
1週間以内5GB程度の容量制限プラン短期間なら少ない容量でも十分
2週間程度10GB前後の容量制限プラン適度な容量と価格のバランス
3週間〜1ヶ月20GB以上の容量制限または無制限プラン長期滞在では大容量が安心
1ヶ月超大容量プランまたは複数枚購入長期滞在には複数枚の組み合わせも検討

利用目的による選択

利用目的おすすめプラン目安容量
SNS、地図、メール程度容量制限プラン5〜10GB/月
写真や動画のアップロード容量制限プラン(大容量)10〜20GB/月
動画視聴(YouTube、Netflix等)無制限プランまたは大容量プラン20GB以上/月
テザリング(ノートPC等)無制限プラン制限なし

コスト効率の良い選び方

  • 自分の通常使用量を把握する: 自国での1ヶ月あたりのデータ使用量を参考に
  • 旅行中の特殊な使用パターンを考慮: 地図アプリの頻繁な利用、写真投稿の増加など
  • Wi-Fiスポットの活用可能性: ホテルやカフェなどWi-Fiが利用できる場所での滞在時間
  • 複数人での共有: テザリングで家族や友人と共有する場合は大容量プランが有利

購入方法と入手場所

プリペイドSIMは様々な場所で購入できます。それぞれの特徴と入手方法を紹介します。

空港での購入

メリット

  • 到着後すぐに入手できる
  • 複数の種類から選べる
  • スタッフのサポートが受けられる場合が多い

主な販売場所

  • 成田国際空港: 到着ロビー各所(第1・第2・第3ターミナル)
  • 羽田空港: 国際線ターミナル到着ロビー
  • 関西国際空港: 到着ロビー
  • 中部国際空港: 到着ロビー
  • 福岡空港: 国際線ターミナル

販売時間

  • カウンター: 一般的に7:00〜22:00頃
  • 自動販売機: 24時間利用可能(一部空港)

コンビニでの購入

メリット

  • 全国どこでも入手しやすい
  • 24時間購入可能な場所も多い
  • パスポート提示が不要な場合が多い

主な販売場所

  • ローソン: Japan Travel SIMなど
  • セブン-イレブン: 各種プリペイドSIM
  • ファミリーマート: 各種プリペイドSIM

購入手順

  1. 店内のプリペイドSIMコーナーで商品を選択
  2. レジで支払い
  3. その場で受け取り

家電量販店での購入

メリット

  • 豊富な種類から選べる
  • スタッフのアドバイスを受けられる
  • デバイスと一緒に購入可能

主な販売場所

  • ビックカメラ
  • ヨドバシカメラ
  • ヤマダ電機
  • エディオン

オンラインでの購入

メリット

  • 事前に準備可能(日本到着前に注文)
  • 価格比較が容易
  • 空港での受け取りも可能な場合あり

主な販売サイト

  • Amazon.co.jp
  • 楽天市場
  • 各プリペイドSIM提供会社の公式サイト
  • Klook、KKdayなどの旅行サービスサイト

購入手順

  • オンラインで注文・支払い
  • 宿泊先への配送または空港での受け取りを指定
  • 指定場所で受け取り

eSIMでの購入

物理的なSIMカードを必要としないeSIMも増えています。

メリット

  • SIMカードの差し替え不要
  • オンラインで即時発行可能
  • 日本到着前に設定完了可能

主な提供会社:

  • IIJmio(Japan Travel SIM eSIM)
  • モバイルルーター.com
  • Airalo
  • Ubigi

注意点:

  • eSIM対応端末が必要
  • 設定方法が従来のSIMと異なる

設定方法と利用開始手順

プリペイドSIMを購入したら、以下の手順で設定を行います。

基本的な設定手順

SIMカードを端末に挿入する

  • 端末の電源を切る
  • SIMトレイを取り出す(専用ピンを使用)
  • サイズに合わせてSIMカードをセット
  • SIMトレイを元に戻す
  • 端末の電源を入れる

APN設定を行う

  • iPhoneの場合:
    • 設定 > モバイル通信 > モバイルデータ通信ネットワーク
    • 各項目(APN、ユーザー名、パスワード)を入力
  • Androidの場合:
    • 設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > アクセスポイント名
    • 新しいAPNを追加し、必要情報を入力

動作確認

  • モバイルデータ通信をオンにする
  • インターネット接続を確認する
  • 速度テストアプリなどで通信速度を確認する

利用中の注意点

  • パケット消費量の確認方法: 各社のウェブサイトやアプリで確認可能
  • 速度制限時の対処法: 追加チャージまたは低速モードでの利用
  • トラブル時の連絡先: 各社のカスタマーサポート(多言語対応の有無を確認)
  • 紛失時の対応: 基本的に再発行は不可のため注意が必要

よくある質問と回答

Q1: プリペイドSIMは本人確認が必要ですか?

A: データ通信専用のプリペイドSIMは、多くの場合パスポートの提示のみで購入可能です。音声通話付きのSIMは法律により本人確認が必要となります。

Q2: 容量を使い切った場合はどうなりますか?

A: 容量制限プランでは、容量を使い切ると通信速度が制限されます(128kbps〜1Mbpsが一般的)。追加チャージが可能なプランもあります。

Q3: 日本全国で使えますか?

A: 大手キャリアの回線を使用しているため、日本全国のほとんどの地域で使用可能です。ただし、山間部や離島など一部エリアでは通信が不安定になる場合があります。

Q4: 外国製のスマートフォンでも使えますか?

A: SIMロックが解除されている(SIMフリーの)端末であれば、多くの場合使用可能です。ただし、端末の対応周波数帯に注意が必要です。

Q5: テザリングは可能ですか?

A: 多くのプリペイドSIMはテザリング(他の機器との接続共有)に対応していますが、プロバイダによって制限がある場合があります。商品説明を確認してください。

Q6: 期間内に使い切れなかった容量はどうなりますか?

A: 基本的には有効期限が過ぎると、残りの容量は失効します。一部のプランでは期間延長が可能な場合もあります。

Q7: 電話番号は付与されますか?

A: データ通信専用のプリペイドSIMには電話番号がつきません。音声通話機能付きのプリペイドSIMを選ぶと日本の電話番号が付与されます。

Q8: eSIMとは何ですか?物理SIMとの違いは?

A: eSIMは物理的なSIMカードが不要で、QRコードなどを使ってデジタルにSIM情報をダウンロードできます。eSIM対応端末が必要です。

まとめ

日本のプリペイドSIMには容量制限プランと無制限プランがあり、それぞれに特徴があります。最適なプランを選ぶためには、以下のポイントを押さえましょう。

容量制限プランのメリット

  • 料金が比較的安い
  • 使用量に応じたプラン選択が可能
  • 短期滞在に最適

無制限プランのメリット

  • データ容量を気にせず使える安心感
  • 動画視聴やテザリングも自由に
  • 複数人での共有に向いている

最終的なプラン選択のポイント

  1. 滞在期間: 短期なら容量制限、長期なら大容量または無制限
  2. 使用目的: SNSや地図のみなら小容量、動画視聴やテザリングなら大容量
  3. 予算: 料金と容量のバランスを考慮
  4. 入手のしやすさ: 空港到着後すぐに使いたいなら空港で購入
  5. 多言語サポート: 言語サポートがある製品を選ぶと安心

日本でのインターネット環境を整えることで、より快適な旅行や滞在が実現できます。自分のニーズに合ったプリペイドSIMを選んで、日本滞在を存分に楽しんでください。

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