日本向けesim | 日本向けeSIM選び方と活用法 - GTN MAGAZINE

日本向けesim | 日本向けeSIM選び方と活用法

日本へ旅行を計画中、または既に日本を訪れている外国人の方にとって、滞在中の通信環境を確保することは重要な課題です。観光地での地図アプリの利用、レストランの予約、公共交通機関の時刻表確認など、スマートフォンを活用することで旅行体験が格段に向上します。

そこで今回は、近年急速に普及している「eSIM」に焦点を当て、日本滞在中の外国人旅行者が最適な通信環境を手に入れるための完全ガイドをご紹介します。

eSIMとは?基本的な仕組みと利点

eSIMの基本概念

eSIM(embedded SIM)は、物理的なSIMカードを使用せず、スマートフォンやタブレットなどのデバイスに組み込まれている小さなチップです。

従来のプラスチック製SIMカードと異なり、eSIMはデバイスに直接内蔵されており、携帯電話会社のプロファイル情報をダウンロードすることで通信サービスを利用できるようになります。

eSIMの最大の特徴は、物理的なカードの差し替えなしに、オンライン上で契約・開通が完結することです。

これにより、新しい国に到着してからすぐにモバイルデータ通信を利用することが可能になります。

従来のSIMカードとの違い

項目eSIM従来のSIMカード
形状デバイスに内蔵物理的なカード
契約方法オンライン上で完結店頭または郵送
開通速度最短数分で利用可能カード到着・挿入後
SIM差し替え不要(プロファイル切替)必要(物理的な作業)
複数回線1台で複数回線管理可能SIMスロット数に限定
紛失リスクなしあり

eSIMの主な利点

  1. 迅速な開通手続き: オンラインで完結し、最短数分で利用開始可能
  2. 物理的なカードが不要: SIMカードの紛失や破損のリスクがない
  3. 複数のプロファイル管理: 1台のデバイスで複数のeSIMプロファイルを管理可能
  4. 環境にやさしい: プラスチック製SIMカードを削減できる
  5. 旅行者に最適: 渡航前に現地のeSIMを購入・設定可能

日本向けeSIMのメリット・デメリット

訪日外国人にとってのeSIMメリット

  1. 事前準備が可能: 日本到着前に購入・設定でき、空港での長い列に並ぶ必要がない
  2. 高速かつ安定した接続: 日本の主要キャリアのネットワークを利用できる
  3. コスト効率: ローミング料金よりも大幅に安価で利用可能
  4. 多様なプラン: 短期滞在から長期滞在まで、様々な期間やデータ容量に対応
  5. 日本全国でのカバレッジ: 主要都市はもちろん、地方や観光地でも安定した通信が可能

検討すべきデメリットや制約

  1. 端末の互換性: 全てのスマートフォンがeSIMに対応しているわけではない
  2. 技術的ハードル: 設定に若干の技術知識が必要な場合がある
  3. トラブル時のサポート: 言語対応や24時間サポートがない場合がある
  4. プロバイダーによる品質差: プロバイダーによって通信速度やカバレッジが異なる
  5. SIMロック: 一部の端末はSIMロックがかかっている場合があり、eSIMが使えない

 

おすすめ eSIMプロバイダーをご紹介

 

訪日外国人から評価の高いeSIMプロバイダーとして、GTN Prepaid eSIMがあります。

簡単に申し込みができる点・大容量のデータを利用できる点が特筆すべきポイントです。

GTN Prepaid eSIM

GTN Prepaid eSIM は、最短 7日から最長 90日まで選べるデータ専用/音声+データのプリペイド SIMです。

パスポートだけで申し込め、5G / LTE 網と8言語カスタマーサポートを備え、使い切り後は低速化・延長不可などの注意点がある短・中期滞在者向けサービスです。

 

運営会社 株式会社グローバルトラストネットワークス(Global Trust Networks Co., Ltd.)
料金

データ専用 SIM/eSIM

データ容量利用期間価格
10 GB30 日3,000 円
30 GB7 日3,000 円
50 GB30 日5,000 円
135 GB90 日10,000 円

 

音声+データ SIM

データ容量30 日60 日90 日
10 GB8,250 円14,850 円21,450 円
30 GB12,100 円19,800 円27,500 円

※国内通話料は22 円/30 秒(税込)、SMS は3.3〜33 円(税込)/1通(国内)など別途発生します。

※2025年11月時点の情報です。

公式HP https://www.gtn-mobile.com/

 

eSIM対応機種の確認方法

主要な対応機種リスト

iPhone:

  • iPhone XS/XS Max/XR以降のモデル
  • iOS 12.1以上が必要

Android:

  • Google Pixel 3以降
  • Samsung Galaxy S20/Note 20以降
  • OPPO Find X3 Pro以降
  • Sony Xperia 10 III以降
  • その他多数(メーカーによる)

自分のデバイスが対応しているか確認する方法

iPhoneの場合:

  • 「設定」→「モバイル通信」で「モバイル通信プランを追加」オプションがあれば対応
  • または「設定」→「一般」→「情報」でEIDが表示されていれば対応

Androidの場合:

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」で「モバイルプランをダウンロード」オプションがあれば対応
  • または電話アプリで「*#06#」と入力し、EIDが表示されるか確認

メーカーウェブサイトでの確認:

  • デバイスのメーカーウェブサイトでスペックを確認
  • 「eSIM対応」または「Dual SIM (nano-SIM and eSIM)」の記載があれば対応

eSIMのセットアップ手順

購入から利用開始までの流れ

プロバイダー選択とプラン購入:

  • 旅行期間とデータ使用量に合わせたプランを選択
  • オンラインで購入手続きを完了(クレジットカードが一般的)

QRコードまたはアクティベーションコードの受け取り:

  • 多くの場合、購入後にメールでQRコードまたはアクティベーションコードが送付される
  • 一部のプロバイダーは専用アプリからアクティベーション可能

eSIMプロファイルのインストール:

  • Wi-Fi環境に接続した状態で設定を行う
  • QRコードをスキャンまたはアクティベーションコードを入力

ネットワーク設定の確認:

  • データローミングをオンに設定
  • モバイルデータ通信の優先回線を設定
  • APNの確認(必要に応じて)

iPhone向けセットアップ手順

  1. Wi-Fi環境に接続
  2. 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ
  3. 「QRコードを使う」を選択し、プロバイダーから提供されたQRコードをスキャン
  4. 画面の指示に従って設定を完了
  5. eSIMの確認ラベルを入力(例:「Japan Travel」)
  6. 「設定」→「モバイル通信」でeSIMがアクティブになっていることを確認

Android向けセットアップ手順

  1. Wi-Fi環境に接続
  2. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「+」または「モバイルプランをダウンロード」をタップ
  3. 「QRコードをスキャン」を選択し、プロバイダーから提供されたQRコードをスキャン
  4. 画面の指示に従って設定を完了
  5. プロファイル名を入力(例:「Japan Travel」)
  6. 「設定」→「ネットワークとインターネット」でeSIMが有効になっていることを確認

日本の通信ネットワークとカバレッジ

日本の主要通信キャリア

日本には主に3つの大手通信キャリアがあり、それぞれ独自のネットワークを運営しています。

NTTドコモ: 日本最大のキャリアで、最も広範囲なカバレッジを持ちます。山間部や離島でも比較的安定した通信が可能です。

KDDI(au): 2番目に大きなキャリアで、都市部での高速通信に強みがあります。観光地でも安定した通信環境を提供しています。

ソフトバンク: 都市部を中心に高速通信サービスを展開しています。一部の観光地でもカバレッジを強化しています。

楽天モバイル: 比較的新しいキャリアで、独自のネットワークを拡大中です。まだカバレッジは他の3社に劣りますが、パートナー回線を活用してサービスを提供しています。

エリアカバレッジと通信速度

日本の主要都市や観光地では、ほとんどの場合4G/LTEネットワークが利用可能で、5Gも徐々に拡大しています。特に以下の地域では安定した通信環境が期待できます:

  • 大都市圏(東京、大阪、名古屋など): 全キャリアが高速かつ安定したネットワークを提供
  • 主要観光地(京都、広島、札幌、福岡など): 良好なカバレッジが期待できる
  • 新幹線路線:主要キャリアはほぼ全線でカバレッジを確保
  • 地方都市:大手キャリアであれば、ほとんどの地方都市でも問題なく通信可能

ただし、以下のような場所では通信状況が不安定になる可能性があります:

  • 山間部や一部の離島:地形の影響でカバレッジが限定的
  • 地下施設や一部のトンネル内:電波が届きにくい
  • 混雑した観光スポット:一時的な回線混雑が発生する場合がある

旅行タイプ別おすすめeSIM選び

短期観光(1週間以内)の場合

おすすめプロバイダー: Airalo、Japan Wireless、IIJ Japan Travel SIM

選択のポイント:

  • データ容量: 1日あたり約1GB(地図、SNS、メールの利用を想定)
  • 期間: 正確な滞在日数に合わせたプラン
  • 価格重視: 日単位で選べるプランが経済的
  • 設定の簡易さ: QRコードですぐに設定できるサービスを選択

具体的なプラン例:

  • Airalo Sakura Mobile: 5日間5GBプラン(約2,000円)
  • Japan Wireless: 5日間無制限プラン(約2,400円)
  • IIJ Japan Travel SIM: 7日間3GBプラン(約2,000円)

中長期滞在(1週間~1ヶ月)の場合

おすすめプロバイダー: Mobal、楽天モバイル、World eSIM、JapanConnect eSIM

選択のポイント:

  • データ容量: 週あたり5GB以上(動画視聴や頻繁なSNS利用を想定)
  • 通信速度の安定性: 長期利用では速度制限がないプランが望ましい
  • サポート体制: 英語対応のカスタマーサポートがあるプロバイダー
  • 通話機能: 必要に応じて日本の電話番号が付与されるプランを検討

具体的なプラン例:

  • Mobal: 30日間無制限プラン(約7,000円)
  • 楽天モバイル: 30日間20GBプラン(約3,278円、電話番号付き)
  • World eSIM: 30日間12GBプラン(約4,000円)
  • JapanConnect eSIM: 30日間30GBプラン(約5,000円)

ビジネス利用の場合

おすすめプロバイダー: 楽天モバイル、Mobal、GTN PREPAID eSIM

選択のポイント:

  • 安定性: ビジネスミーティングやビデオ会議に耐えうる安定した通信
  • 大容量データ: リモートワークやファイル共有に適した大容量プラン
  • 電話番号: 国内での電話連絡が必要な場合は電話番号付きプラン
  • カスタマーサポート: 技術的なトラブルにも対応できる充実したサポート

具体的なプラン例:

  • 楽天モバイル: 30日間無制限プラン(約3,278円、電話番号付き)
  • Mobal: 30日間無制限プラン(約7,000円、英語サポート充実)
  • GTN PREPAID eSIM: 30日間30GBプラン(約5,800円、外国人向けサポート)

料金プラン比較と選び方

データ容量と期間で選ぶ

データ使用パターン推奨データ容量選択基準
軽量利用(地図・メール・SNS閲覧)1日0.5〜1GB短期プランで十分、容量を絞って費用節約可能
中程度利用(SNS投稿・音楽ストリーミング)1日1〜3GB7日以上の滞在なら週単位プランがお得
ヘビー利用(動画視聴・テレビ会議)1日3GB以上容量無制限プランか大容量プランを検討

コストパフォーマンスを最大化するコツ

使用パターンを正確に把握する:

  • 過去の旅行での1日あたりのデータ使用量を参考にする
  • 訪問予定の場所でWi-Fiが利用できるか事前確認する

プランの柔軟性を確認:

  • データ追加オプションがあるか(万が一の場合に備えて)
  • 期間延長が可能かどうか
  • 未使用データの繰越制度があるか

隠れたコストをチェック:

  • 初期設定費用がかかるプロバイダーもある
  • 通信速度制限がかかる条件を確認する
  • サポート利用時の追加料金の有無

複数人での旅行ならシェアプランを検討:

  • 一部のプロバイダーは複数デバイスでデータをシェアできるプランを提供
  • 家族や友人とデータをシェアすることでコストを削減可能

eSIM利用時のトラブルシューティング

よくある問題とその解決方法

eSIMが接続できない場合:

  • データローミングが「オン」になっているか確認
  • 機内モードをオン→オフに切り替える
  • 「モバイルデータ通信」が有効になっていることを確認
  • 「モバイルデータ通信」の設定で正しいeSIMが選択されているか確認

通信速度が遅い場合:

  • 混雑している場所や時間帯の影響を考慮
  • データ使用量の上限に達していないか確認(上限到達後は速度制限の可能性)
  • APN設定が正しいか確認
  • ネットワークの種類(4G/LTE/5G)を手動で選択してみる

eSIMプロファイルがダウンロードできない:

  • 安定したWi-Fi環境下で再試行
  • デバイスのストレージ容量に余裕があるか確認
  • デバイスのソフトウェアが最新かチェック
  • プロバイダーから新しいQRコードを発行してもらう

突然通信が切断される:

  • ネットワーク設定をリセット
  • eSIMプロファイルを削除して再インストール(Wi-Fi環境で実施)
  • 電源を入れ直す
  • 地域によってはネットワークプロバイダーを手動で選択

 

トラブル予防のためのヒント

出発前の準備:

  • eSIMの設定を出発前に完了させる
  • スクリーンショットやQRコードの保存(再設定時に必要)
  • プロバイダーのサポート情報を保存しておく

バックアッププランの用意:

  • 主要観光地や空港のフリーWi-Fiスポット情報を事前に確認
  • 緊急時に備え、複数のeSIMオプションを検討(デュアルSIM対応機種の場合)
  • オフラインで使える地図アプリをダウンロードしておく

設定の最適化:

  • 不要なバックグラウンド通信を制限する設定
  • 写真や動画のクラウドアップロードは手動または夜間のWi-Fi接続時に行う
  • データ使用量をモニタリングするアプリや機能を活用

よくある質問と回答

基本的な質問

Q: 日本でeSIMを使うために自分のスマートフォンをSIMロック解除する必要がありますか?

A: はい、多くの場合SIMロック解除が必要です。出発前に自国のキャリアに確認し、必要であればSIMロック解除の手続きを済ませておくことをおすすめします。

Q: 日本のeSIMで日本の電話番号は取得できますか?

A: すべてのeSIMサービスで日本の電話番号が付与されるわけではありません。電話番号が必要な場合は、楽天モバイルなどの電話番号付きプランを選ぶ必要があります。多くの訪日観光客向けeSIMはデータ通信のみです。

Q: eSIMを活性化するタイミングはいつがベストですか?

A: 多くのプロバイダーでは、購入後いつでも活性化できますが、実際に日本に到着してから活性化するのが最も効率的です。事前に設定だけ済ませておき、日本到着時に有効化するという方法も便利です。

技術的な質問

Q: 古いiPhoneモデル(iPhone XS以前)でもeSIMは使えますか?

A: iPhone XS/XR以前のモデルはeSIMに対応していません。iPhone XS/XR以降のモデルであればeSIMを利用できます。

Q: eSIMを使用しながら、自国の通信も維持することは可能ですか?

A: デュアルSIM対応のスマートフォンであれば、日本のeSIMと自国の物理SIMまたはeSIMを同時に使用できます。通話とデータ通信をそれぞれ別々のSIMで利用するように設定することも可能です。

Q: eSIMを削除した後、同じQRコードで再インストールできますか?

A: 多くの場合、同じQRコードで再インストールが可能です。ただし、プロバイダーによっては使用期限や回数制限を設けていることがあるため、QRコードの画像は保存しておくことをおすすめします。

サービス関連の質問

Q: 日本でのeSIM利用中に技術的問題が発生した場合、英語でのサポートは受けられますか?

A: 主要な訪日外国人向けeSIMプロバイダーは英語でのサポートを提供しています。特にMobal、Japan Wireless、World eSIMなどは英語サポートが充実しています。サポート言語はプロバイダー選びの際の重要な判断基準の一つです。

Q: プランの期間が終了する前にデータ容量を使い切った場合、追加購入は可能ですか?

A: 多くのプロバイダーでは、追加データパッケージの購入が可能です。ただし、プロバイダーによって追加方法や料金体系が異なります。追加購入のオプションがあるかどうかは、プラン選びの際に確認することをおすすめします。

Q: 未使用のeSIMは返金してもらえますか?

A: 多くのプロバイダーでは、一度購入したeSIMの返金には応じていません。特に有効化後はほとんどの場合返金不可となります。旅程に変更がある可能性を考慮し、柔軟性のあるプランを選ぶことが重要です。

まとめ

日本向けeSIMは、訪日外国人にとって便利で柔軟性の高い通信手段です。旅行期間やデータ使用パターンに合わせて最適なプランを選び、事前に設定方法を理解しておくことで、日本滞在をより充実したものにできるでしょう。主要な観光地では安定したネットワークカバレッジが期待でき、地図アプリやSNS投稿、オンライン予約など、あらゆるシーンでスマートフォンを活用できます。

旅行前に自身のデバイスがeSIMに対応しているかを確認し、適切なプロバイダーとプランを選択しましょう。また、万が一のトラブルに備えて、この記事で紹介したトラブルシューティング情報も参考にしてください。日本での滞

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