auの携帯プラン | ニーズに合ったプランの選び方や契約方法をご紹介 - GTN MAGAZINE

auの携帯プラン | ニーズに合ったプランの選び方や契約方法をご紹介

日本での滞在を快適に過ごすためには、信頼性の高い通信環境が欠かせません。

特に初めて日本を訪れる方にとって、どの携帯プランを選べばよいのか迷うことも多いでしょう。

本記事では、日本の大手通信キャリアであるau(KDDI株式会社)が提供する外国人向けのモバイルサービスについて、詳しく解説します。

短期滞在から長期滞在まで、ニーズに合ったプランの選び方や契約方法、さらに知っておくと便利な情報まで、幅広くカバーしています。

auについて

au(エーユー)は、KDDI株式会社が運営する日本の主要な携帯電話キャリアです。

NTTドコモ、ソフトバンクと並び、日本の三大キャリアの一つとして高品質な通信サービスを提供しています。

auの強みは広範囲にわたる通信エリアと安定した高速通信です。

訪日外国人にとって、日本滞在中のスマホ利用において信頼できるパートナーとなるでしょう。

auは4G LTEおよび5Gネットワークを全国に展開しており、都市部だけでなく地方の観光地でも安定した通信環境を提供しています。

特に5Gネットワークは順次拡大しており、大都市圏では高速データ通信が可能です。

日本では無線LANスポット(Wi-Fi)も多く設置されていますが、移動中や山間部など、Wi-Fiがない環境でもモバイル通信は大変重要です。

地図アプリの利用、翻訳アプリ、緊急連絡など、旅行中にインターネット接続が必要な場面は数多くあります。

訪日外国人向けのauモバイルオプション

auでは訪日外国人向けに様々なモバイルオプションを提供しています。

滞在期間や使用目的によって最適なプランが異なりますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

プリペイドSIM

プリペイドSIMは、事前に料金を支払って利用するSIMカードです。

契約期間の縛りがなく、必要な期間だけ利用できるので、短期滞在の訪日外国人に最適です。auのプリペイドSIMには以下のような特徴があります。

プラン名データ容量利用可能期間料金(税込)特徴
データプリペイドSIM 2GB2GB15日間3,300円データ通信のみ
データプリペイドSIM 3GB3GB30日間4,400円データ通信のみ
データプリペイドSIM 5GB5GB30日間5,500円データ通信のみ

プリペイドSIMのメリット

  • 在留カードなどの複雑な書類が不要で、パスポートのみで購入可能
  • 契約期間の縛りがなく、解約手続き不要
  • クレジットカードや銀行口座が不要
  • 予算管理が容易(使い過ぎの心配なし)
  • 空港やau店舗ですぐに購入・利用開始が可能

プリペイドSIMのデメリット

  • 一般契約に比べて単価が高い
  • データ容量を使い切った後は追加購入が必要
  • 音声通話機能が付いていない場合が多い
  • 長期滞在者にとっては継続的に購入する必要があり不便

一般契約プラン

在留カードを持ち、3か月以上の滞在予定がある外国人の方は、日本人と同様の一般契約プランも検討できます。

auの主要なプランには以下のようなものがあります。

プラン名データ容量月額料金(税込)特徴
auマネ活プラン+ 5G最大200GB
(超過後は最大5Mbpsで利用可能)
7,238円〜
(各種割引適用で実質安く)
大容量データ利用、動画視聴など
テザリングは80GBまで
使い放題MAX+ 5G最大200GB
(超過後は最大5Mbpsで利用可能)
8,778円〜データ使用量が少ない月は自動割引
テザリングは60GBまで
スマホミニプラン+ 5G4GB3,465円〜主に通話目的で使用する方向け
データ通信は抑えめ
スマホスタートプラン ベーシック 5G15GB5,665円〜ケータイからのお乗り換え、
または22歳以下の方向け

一般契約プランのメリット

  • データ容量あたりの単価が安い
  • 国内通話プランを付けることができる
  • 各種割引やポイント還元サービスが利用可能
  • 長期滞在者にとってコスト効率が良い

一般契約プランのデメリット

  • 在留カードや銀行口座、クレジットカードなどが必要
  • 契約手続きが複雑で時間がかかる
  • 最低利用期間や解約金が発生する場合がある
  • 短期滞在者には向かない

滞在期間別おすすめプラン

滞在期間によって最適なプランが異なりますので、期間別におすすめのプランをご紹介します。

短期滞在(〜30日)

1〜30日程度の旅行者や短期ビジネス訪問者には、プリペイドSIMが最もおすすめです。

手続きが簡単で、必要な期間だけ利用できるメリットがあります。

おすすめプラン:データプリペイドSIM 5GB(30日間)

  • 料金:5,500円(税込)
  • 特徴:容量十分で通常の旅行での利用に最適
  • 購入場所:空港の携帯ショップ、au店舗、一部の家電量販店、オンラインショップ

利用例

  • 地図アプリで目的地検索(1日あたり約20〜50MB)
  • SNSでの写真投稿(1日あたり約50〜100MB)
  • メッセージアプリでの連絡(1日あたり約10〜20MB)
  • 翻訳アプリの利用(1日あたり約20〜30MB)

訪日外国人の多くは、一日あたり平均200〜300MB程度のデータ通信を行うと言われており、15日間の旅行であれば3GBのプランでも十分かもしれません。しかし、動画視聴やナビゲーションを頻繁に利用する場合は、5GBのプランを選ぶことをおすすめします。

中期滞在(1〜3か月)

1〜3か月の滞在者(語学留学、短期インターンシップなど)には、最低利用期間のない格安SIMが適しています。

auブランドではなく、auの回線を使用するMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスも検討すると良いでしょう。

おすすめのMVNOプラン(au回線使用)

  • mineo(マイネオ)au回線プラン:月額1,298円〜(税込)から
  • イオンモバイル(au回線):月額858円〜(税込)
  • HISモバイル:月額990円〜(税込)

これらのMVNOは、最低利用期間がなく、解約手数料も発生しないため、中期滞在者にとって最適なソリューションとなります。申し込みには通常、パスポートと在留カードが必要です。

長期滞在(3か月以上)

3か月以上の長期滞在者(ワーキングホリデー、留学生、駐在員など)には、auの一般契約プランが費用対効果の面でおすすめです。

おすすめプラン:スマホミニプラン+ 5G(4GB)

  • 料金:3,465円〜(税込)
  • 特徴:基本的なデータ容量で、通常の連絡や情報検索に十分

もしくは大容量のデータ通信が必要な場合: おすすめプラン:auマネ活プラン+ 5G

  • 料金:7,238円〜(税込)(各種割引適用可能)
  • 特徴:最大200GBの大容量データ、サブスクサービスとのセットプランも選択可能

長期滞在者はauショップで在留カードを提示して契約することになります。銀行口座やクレジットカードの用意も必要です。また、学生は「auスマホ応援割」などの学割を利用できる場合もあります。

auの通信エリアと速度

auの通信エリアは日本全国をカバーしており、特に都市部では高速・安定した通信が可能です。地方や山間部でも主要な観光地では通常問題なく利用できますが、一部エリアでは通信が不安定になる場合もあります。

4G LTEと5Gのカバレッジ

  • 4G LTEネットワーク:日本の人口カバー率はほぼ100%。主要都市はもちろん、地方都市や観光地でもスムーズな通信が可能です。
  • 5Gネットワーク:2023年3月末時点で5G人口カバー率90%超を達成しており、2024年にはさらに拡大。5G基地局数も2023年3月末の約5.2万局から2024年3月末には約9.4万局へと大幅に増加している5G対応端末があれば、超高速インターネット接続を楽しめます。

平均通信速度

auの通信速度は以下のような実績があります:

  • 4G LTE:下り平均 50〜100Mbps
  • 5G:下り平均 200〜1,000Mbps(エリアにより異なる)

これらの速度は、日常的なウェブブラウジング、動画視聴、ビデオ通話などを問題なく行えるレベルです。特に5Gエリアでは、4K/8K動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードも高速で行えます。

注意点: 混雑時(朝の通勤・通学時間帯や夕方)は、通信速度が低下する場合があります。また、建物内やトンネル内では通信状況が悪くなることもあります。

契約に必要な書類と手続き

auで携帯電話サービスを契約する際には、滞在ステータスによって必要な書類が異なります。

以下でそれぞれのケースについて解説します。

プリペイドSIMの場合

プリペイドSIMの購入は最も手続きが簡単です。

必要書類

  • パスポート

購入場所

  • 成田国際空港、関西国際空港、羽田空港などの国際空港内の携帯電話ショップ
  • au直営店(主要都市に多数あり)
  • 家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)
  • オンライン(事前購入して日本到着時に受け取るサービスもあり)

手続きの流れ

  1. 店舗でプリペイドSIMを選択
  2. パスポートを提示
  3. 支払い(現金またはクレジットカード)
  4. SIMカードを受け取り、その場でスマートフォンに挿入可能
  5. APN設定などをした後、すぐに利用開始

所要時間は通常15〜20分程度で完了します。

一般契約の場合

一般契約は手続きが若干複雑ですが、長期滞在者には費用対効果が高いオプションです。

必要書類

  • パスポート
  • 在留カード(3か月以上の在留期間があるもの)
  • 支払い方法の証明
  • クレジットカード(契約者本人名義)、または
  • 銀行口座の通帳とキャッシュカード(契約者本人名義)

契約場所

  • au直営店(通訳サービスのある店舗がおすすめ)
  • auオンラインショップ(一部サービスのみ)

手続きの流れ

  1. auショップを訪問(予約するとスムーズ)
  2. 希望するプランと端末を選択
  3. 必要書類を提示
  4. 契約内容の説明を受ける
  5. 契約書へのサイン
  6. 支払い方法の設定
  7. SIMカードと端末(購入する場合)を受け取る
  8. 初期設定のサポートを受ける

所要時間は通常45〜60分程度かかります。混雑時はさらに時間がかかる場合もあります。

注意点: 在留カードに記載されている在留期間が短い場合、契約できるプランが制限されることがあります。また、英語や多言語対応のスタッフがいる店舗を選ぶと、スムーズに手続きができます。

通話とデータ通信の料金体系

auの料金体系を理解すると、日本滞在中の通信費を最適化できます。

ここではプランタイプ別に料金構造を解説します。

プリペイドSIMの料金体系

プリペイドSIMは前払い式のため、料金が明確で予算管理がしやすいという特徴があります。

  • 初期費用:SIMカード代(通常300〜400円)+ プラン料金
  • データ通信料:プランに応じた一定量まで高速通信が可能
  • 追加チャージ:データ容量を使い切った場合、追加チャージが必要(例:1GB追加で1,000円など)
  • 有効期限:プランにより異なる(15日間、30日間など)

注意点: 多くのプリペイドSIMはデータ通信のみで、音声通話ができません。

通話機能が必要な場合は、別途IP電話アプリ(WhatsApp、LINE、Skypeなど)の利用をおすすめします。

一般契約プランの料金体系

一般契約プランは月額制で、以下のような料金構成になっています。

  • 基本料金:選択したプランによる月額料金
  • データ通信料:基本料金に含まれる
  • 国内通話料
  • 基本:22円/30秒
  • 通話オプション:「通話定額ライト」(1,650円/月で5分以内の国内通話無料)などを追加可能
  • SMS送信料:国内宛3.3円/通(70文字まで)、受信無料
  • 国際通話料:国によって異なる(例:アメリカ本土宛55円/分)

データ超過時の取り扱い: 大容量プラン(auマネ活プランや使い放題MAXなど)では、データ容量を超過しても完全に通信が遮断されるわけではなく、最大5Mbpsの速度で引き続き利用可能です。

これはメール、SNS、地図アプリなどの基本的な用途には十分な速度です。

節約のためのポイント

  • Wi-Fiが利用できる環境では積極的にWi-Fiを使用する
  • 大容量のダウンロードや動画視聴はWi-Fi環境で行う
  • データ使用量を定期的にチェックし、使い過ぎを防ぐ
  • 通話が多い場合は通話定額オプションを検討する

国際ローミングと海外での利用

訪日中に周辺アジア諸国への小旅行や、帰国後も日本の電話番号を維持したい場合の選択肢について解説します。

auの国際ローミングサービス「au海外放題」

auの一般契約プランに加入している場合、「au海外放題」というデータローミングサービスを利用できます:

サービス名料金(税込)対象国・地域特徴
au海外放題800円/24時間
(事前予約あり)
韓国、台湾、香港、タイ、フィリピン、ベトナム、シンガポール、アメリカなど・24時間単位で利用可能
・データ使い放題
・テザリングも利用可能
・専用アプリで簡単設定

※事前予約なしの場合1,200円/24時間
1,000円/24時間
(事前予約あり)
グアム、サイパン、中国、イタリア、フランス、スペイン、ドイツなど

 

au海外放題のメリット

  • 日本で使っているスマートフォンをそのまま海外でも利用可能
  • 別途Wi-Fiルーターをレンタルする必要がない
  • テザリング機能で同行者のデバイスもネット接続可能
  • 24時間単位の定額で分かりやすい料金体系

注意点

  • 音声通話やSMS送受信は別料金になります(例:アメリカからの発信140円/分)
  • 一度利用を開始すると24時間経過後に自動的に停止するため、継続利用には再度設定が必要
  • 大量のデータ通信を行うと通信速度が制限される場合がある

帰国後の選択肢

日本滞在後、帰国する際の各プランの取り扱いについて:

プリペイドSIMの場合

  • 有効期限が終了すると自動的に利用停止
  • 特に解約手続きは不要
  • 再来日時に新たなSIMカードを購入する必要がある

一般契約プランの場合

  • 完全に解約する場合:auショップでMNP予約番号を取得し、解約手続きを行う
  • 電話番号を維持したい場合:「休止プラン」を検討(月額1,100円程度で最長6か月間番号維持可能)
  • 定期的に日本を訪問する予定がある場合:povo(auのサブブランド)などに乗り換えて、低料金で番号維持も可能

auの多言語サポート

auは訪日外国人向けに以下のような多言語サポートを提供しています。

店舗での多言語サポート

主要都市や観光地のauショップでは、英語対応スタッフを配置している店舗があります。

また、一部の繁華街にある大型店舗では、中国語や韓国語など他の言語にも対応しています。

多言語対応店舗の見つけ方

対応言語は店舗によって異なりますので、事前に確認することをおすすめします。

オンラインサポート

auの公式ウェブサイトでは英語版のページを用意しています。

また、契約手続きや利用方法を説明した多言語の動画や資料も用意されています。

特に契約時の重要事項説明書は複数言語に対応しており、理解を助けます。

よくある質問と回答

訪日外国人からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1: 日本に到着したらすぐにSIMカードを購入できますか?

A: はい、成田、羽田、関西などの主要国際空港には、到着ロビーやターミナル内にauショップや携帯電話販売店があります。

パスポートを提示すれば、すぐにプリペイドSIMを購入できます。

空港での購入は便利ですが、市内の店舗より若干割高な場合があります。

Q2: 自分のスマートフォンでauのSIMカードは使えますか?

A: お使いのスマートフォンがSIMロックフリーであれば、基本的にauのSIMカードを利用できます。

ただし、日本の通信バンドに対応している必要があります。

最近の主要なスマートフォンモデル(iPhone 6s以降、Samsung Galaxy S7以降など)は通常対応しています。

心配な場合は、事前に端末のバンド対応状況を確認することをおすすめします。

Q3: 在留カードがない短期滞在でも音声通話付きSIMは契約できますか?

A: 通常、音声通話付きSIMの契約には在留カードが必要です。

短期滞在者の場合、データ通信専用のプリペイドSIMを選ぶか、一部のMVNOが提供する外国人旅行者向けの特別プランを検討するとよいでしょう。

音声通話が必要な場合は、WhatsApp、LINE、Skypeなどのアプリを利用することをおすすめします。

Q4: プリペイドSIMでデータ容量を使い切った場合はどうなりますか?

A: データ容量を使い切ると、通信速度が大幅に低下するか、通信が停止します。

追加でデータをチャージすることで、再び高速通信を利用できます。

チャージ方法は、auのオンラインサイトや専用アプリ、au店舗などで手続き可能です。

Q5: auの契約は英語で手続きできますか?

A: 主要都市の多くのauショップでは、英語対応スタッフがいるか、翻訳タブレットを用いた対応が可能です。

特に観光客の多いエリアの店舗では、英語だけでなく中国語や韓国語にも対応していることがあります。

事前にauの店舗検索で「外国語対応」のフィルターを使って確認すると安心です。

Q6: 5Gは利用できますか?

A: はい、5G対応のスマートフォンをお持ちの場合、auの5Gネットワークを利用できます。

2023年3月末時点で5G人口カバー率90%超を達成しており、2024年にはさらに拡大中です。

5G基地局数も2023年3月末の約5.2万局から2024年3月末には約9.4万局へと大幅に増加しています。

 

まとめ

本記事では、auの携帯プランについて深堀りして解説してきました。

訪日外国人向けのauモバイルサービスに関するさらに詳しい情報は、auの公式英語サイトでも確認できます。

また、日本到着後に全国のauショップでも多言語での相談が可能です。どんなに小さな質問でも、気軽に店舗のスタッフに相談してみましょう。

日本滞在が素晴らしいものになりますように!

関連記事

おすすめ記事