北海道 観光 | 地域の見どころや楽しみ方をご紹介 - GTN MAGAZINE

北海道 観光 | 地域の見どころや楽しみ方をご紹介

日本最北の島「北海道」は、壮大な自然景観、豊かな食文化、そして四季折々の魅力で世界中の旅行者を魅了しています。大雪に覆われる幻想的な冬の風景から、色とりどりの花畑が広がる夏まで、北海道は一年を通して訪れる価値のある目的地です。

この記事では、北海道を訪れる外国人観光客のために、知っておくべき情報から隠れた名所まで、徹底的にご紹介します。

北海道について

北海道は日本の最北に位置する最大の島で、本州とは津軽海峡で隔てられています。面積は約83,000km²で、日本の国土の約22%を占めています。自然が豊かで、国立公園や広大な湿原、活火山、美しい湖など、多様な環境が魅力です。

気候と地理

北海道は本州と比べて全般的に涼しく、四季もはっきりしています。特に内陸部と沿岸部では気候が大きく異なるため、訪問時期や目的地によって準備すべき装備も変わってきます。

北海道の気候の特徴

季節平均気温気候の特徴服装の目安
春(4-5月)5〜15℃雪解け、桜の開花、緑が芽吹く軽いコート、セーター、長袖
夏(6-8月)17〜25℃温暖で過ごしやすい、本州より涼しい半袖、薄手の長袖、防虫対策
秋(9-10月)8〜20℃紅葉、朝晩の冷え込み重ね着、軽いコート
冬(11-3月)-8〜5℃大雪、強風、厳寒厚手のコート、防寒具、防滑靴

訪日外国人の傾向

近年の統計によると、北海道を訪れる外国人観光客は東アジア(中国、台湾、韓国、香港)からの旅行者が多く、次いで東南アジア、欧米豪からの観光客が増加しています。2023年の北海道における外国人延べ宿泊者数は約678万人で、国籍別には韓国、台湾、香港が上位を占めています。

ベストシーズン

北海道は四季それぞれに異なる魅力があり、訪問目的によって最適な時期が変わります。

春(4月〜5月):桜と雪解け

春の北海道は雪解けとともに徐々に命が息吹き始める季節です。本州より約1ヶ月遅れの桜の開花時期には、函館の五稜郭公園や松前公園が人気を集めます。また、山間部ではまだスキーができる「春スキー」も楽しめる珍しい時期です。

春のおすすめスポット

  • 五稜郭公園(函館):星形の城跡を取り囲む桜の名所
  • 滝野すずらん丘陵公園(札幌):約3,000本の桜と200万球のチューリップ
  • 松前公園(松前町):北海道最古の桜の名所、約10,000本の桜が咲き誇る

夏(6月〜8月):花の楽園と避暑地

夏の北海道は本州に比べて涼しく、湿度も低いため過ごしやすい気候が特徴です。ラベンダーをはじめとする色とりどりの花畑が広がり、アウトドアアクティビティに最適な季節です。

夏のおすすめスポット

  • ファーム富田(中富良野町):ラベンダーの絶景
  • 四季彩の丘(美瑛町):丘陵地に広がるカラフルな花畑
  • 知床半島(斜里町・羅臼町):世界自然遺産の原生林と野生動物

秋(9月〜10月):紅葉と収穫

北海道の秋は短いものの大変美しく、早くも9月中旬から山々が色づき始めます。新鮮な農産物や海産物が豊富な収穫の季節でもあります。

秋のおすすめスポット

  • 大雪山国立公園:日本で最も早く紅葉が見られる
  • 支笏湖(千歳市):湖面に映る紅葉が魅力
  • 定山渓(札幌市):温泉と紅葉を同時に楽しめる

冬(11月〜3月):雪と氷の芸術

北海道の冬は厳しい寒さをもたらしますが、その分だけ他では見られない雪と氷の芸術的な景色が楽しめます。世界的に有名なさっぽろ雪まつりや流氷観光など、冬ならではの体験が人気です。特に外国人観光客にとっては、この時期がピークシーズンとなっています。

冬のおすすめスポット

  • さっぽろ雪まつり(札幌市):2月上旬に開催される世界的な雪の祭典
  • 流氷ウォーク(網走市・紋別市):特殊な防寒服を着て流氷の上を歩く体験
  • ニセコ:パウダースノーで知られる国際的スキーリゾート

北海道の地域別見どころ

道央圏(札幌・小樽・ニセコ)

札幌市

北海道の政治・経済・文化の中心地である札幌市は、整然とした街並みと自然が調和した魅力的な都市です。

札幌の主な観光スポット

  • 大通公園:札幌の中心にある公園。雪まつりの主会場
  • 札幌時計台:1878年に建てられた歴史的建造物
  • 北海道神宮:北海道開拓の守護神を祀る神社
  • さっぽろテレビ塔:大通公園を一望できる展望台
  • サッポロビール博物館:ビールの製造工程が学べる博物館

小樽市

かつての貿易港として栄えた小樽は、ロマンチックな運河や石造りの倉庫群が特徴の歴史ある街です。

小樽の主な観光スポット

  • 小樽運河:夕暮れ時のレトロな街灯が美しい
  • 北一硝子:ガラス製品のショップと美術館
  • 小樽音楽箱堂:世界中のオルゴールを展示販売
  • 青の洞窟クルーズ:夏季に楽しめる海上からの景観

ニセコエリア

世界的に有名なスキーリゾートで、特に冬季は「パウダースノー」を求めて多くの外国人観光客が訪れます。

ニセコの主な観光スポット

  • ニセコアンヌプリ:冬はスキー、夏はトレッキングやマウンテンバイク
  • ニセコビレッジ:ラグジュアリーなリゾート施設
  • 昆布温泉:豊富な湯量の温泉

道南圏(函館・大沼・松前)

函館市

異国情緒あふれる街並みと、世界三大夜景にも数えられる函館山の夜景が魅力の都市です。

函館の主な観光スポット

  • 函館山:ロープウェイで上がれる展望台から市街を一望
  • 五稜郭:星型の城郭跡と桜の名所
  • 元町地区:西洋風の建造物が立ち並ぶ歴史地区
  • 函館朝市:新鮮な海鮮を味わえる活気ある市場
  • 湯の川温泉:海を眺めながら入れる温泉

道東圏(釧路・網走・知床)

知床半島

ユネスコ世界自然遺産に登録された原生自然が残る半島で、野生動物の宝庫です。

知床の主な観光スポット

  • 知床五湖:原生林に囲まれた五つの湖
  • 知床峠:国後島を望む絶景ポイント
  • ウトロ温泉:オホーツク海を眺める温泉地

釧路・阿寒

広大な湿原と美しい湖、アイヌ文化に触れられる地域です。

釧路・阿寒の主な観光スポット

  • 釧路湿原国立公園:日本最大の湿原でタンチョウが生息
  • 阿寒湖:神秘的な「マリモ」が生育する湖
  • アイヌコタン:アイヌ民族の伝統文化が体験できる

道北圏(旭川・富良野・美瑛)

旭川市

北海道の中心部に位置し、世界的に有名な動物園があります。

旭川の主な観光スポット

  • 旭山動物園:「行動展示」で知られる人気動物園
  • 男山酒造り資料館:北海道を代表する日本酒蔵元
  • 旭川ラーメン村:名店が集まるラーメン専門店街

富良野・美瑛

「北海道のへそ」とも呼ばれる中央部に位置し、丘陵地帯に広がる美しい農場風景が魅力です。

富良野・美瑛の主な観光スポット

  • 四季彩の丘:色とりどりの花畑
  • 青い池:神秘的な青色に輝く人工池
  • ファーム富田:ラベンダーを中心とした花畑
  • 白金青い池:SNSで人気の幻想的な池
  • パッチワークの路:丘陵地帯の美しい農村風景

北海道の交通アクセス

北海道への行き方

航空機

最も一般的なアクセス方法は航空機です。新千歳空港は北海道の玄関口として機能し、国内主要都市や海外の多くの都市から直行便が就航しています。その他、函館空港、旭川空港、釧路空港なども国際線や国内線の受け入れを行っています。

鉄道

北海道新幹線が開業し、東京から函館まで約4時間で移動できるようになりました。本州から北海道へ鉄道で渡る場合は、青函トンネルを通過します。

フェリー

仙台、新潟などからのフェリーも運航しており、車やバイクで北海道を周遊したい場合に便利です。

北海道内の移動手段

北海道は非常に広大な土地であるため、効率的な移動計画が重要です。

レンタカー

北海道を自由に巡るなら、レンタカーが最も便利です。特に外国人観光客向けに国際免許証で運転可能で、英語対応のカーナビも用意されています。ただし、冬季は運転に慣れていない場合、危険が伴うため注意が必要です。

鉄道

JR北海道が運営する特急列車やローカル線が北海道各地を結んでいます。外国人観光客には「JR北海道レールパス」が便利で、7日間の指定エリア内乗り放題チケットが利用できます。

バス

都市間バスは主要都市を結び、地方へのアクセスも提供しています。外国人旅行者向けには「Hokkaido Budget Bus Pass」が販売されており、道内のバス路線を割引価格で利用できます。

観光タクシー

英語対応可能な観光タクシーも増えており、特に効率的に複数スポットを回りたい場合や公共交通機関でのアクセスが難しい場所への訪問に便利です。

交通面での注意点

  • 冬季(11月〜3月)は道路が凍結・積雪するため、運転に十分注意が必要
  • 地方では公共交通機関の本数が少ないため、事前の時刻表確認が重要
  • 主要観光地間の距離が長いため、余裕を持った計画を立てることをおすすめします

北海道グルメガイド

北海道は「食材の宝庫」と称されるほど、豊かな食文化を持っています。新鮮な海産物、広大な大地で育てられた農産物、独自に発展した郷土料理など、食べるだけで北海道旅行の半分は楽しめると言っても過言ではありません。

海鮮グルメ

カニ

北海道の冬の味覚の代表格がカニです。毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニなど様々な種類があり、それぞれ異なる味わいを楽しめます。

イクラ・ウニ

秋から冬にかけてが旬のイクラ(鮭の卵)や、夏が旬のウニは、北海道では比較的リーズナブルに味わえます。

寿司・海鮮丼

新鮮な海の幸を使った寿司や海鮮丼は必食です。特に朝市やフィッシャーマンズワーフなどでは、その場で新鮮な魚介類を使った海鮮丼を楽しむことができます。

北海道の郷土料理

ジンギスカン

羊肉を特殊な形状の鉄板(ジンギスカン鍋)で焼いて食べる北海道の代表的な郷土料理です。札幌のススキノや羊ヶ丘展望台のジンギスカンが特に有名です。

スープカレー

札幌発祥の独自のカレー料理で、スパイシーなスープにゴロッとした具材が特徴です。健康志向の方にも人気があります。

ザンギ

北海道で独自に発展した鶏の唐揚げです。一般的な唐揚げより濃い味付けと、カリッとジューシーな食感が特徴です。

石狩鍋

鮭を使った北海道の伝統的な鍋料理です。秋から冬にかけての寒い時期に特に人気があります。

三平汁(さんぺいじる)

鮭のアラを使った漁師町発祥の素朴な汁物で、現地の食文化を感じられる一品です。

ラーメン文化

北海道はラーメン激戦区として知られています。地域ごとに特色あるラーメンが発展し、「札幌ラーメン」「旭川ラーメン」「函館ラーメン」の北海道三大ラーメンが有名です。

札幌ラーメン

味噌ベースのスープに太めの縮れ麺が特徴で、バターやコーンをトッピングするのが定番です。

旭川ラーメン

醤油ベースの透き通ったスープに、ラードの油膜が特徴的です。中太の縮れ麺との相性が抜群です。

函館ラーメン

あっさりとした塩ベースのスープに細めのストレート麺を使用しています。シンプルながら深い味わいが魅力です。

スイーツ&乳製品

ソフトクリーム

北海道の新鮮な牛乳を使ったソフトクリームは濃厚でクリーミー。富良野のラベンダーソフトなど、地域ならではの風味を楽しめるバリエーションも豊富です。

チーズケーキ

北海道産の濃厚なチーズを使ったチーズケーキは絶品です。特に「りくべつ」や「花畑牧場」のチーズケーキが人気です。

白い恋人

北海道土産の定番中の定番。ラングドシャクッキーでホワイトチョコレートをサンドした洋菓子です。

メロン・いちご

夏から秋にかけては、赤肉メロンやスイカなどのフルーツも絶品。特に夕張メロンは糖度が高く、芳醇な香りが特徴です。

お土産におすすめのグルメ

  • 白い恋人:石屋製菓の代表的なお菓子
  • マルセイバターサンド:六花亭のバタークリームサンドクッキー
  • じゃがポックル:カルビーのじゃがいもスナック
  • ロイズ生チョコレート:なめらかな口どけが特徴のチョコレート
  • 夕張メロンゼリー:北海道の名産メロンの風味を生かしたゼリー

アクティビティ&体験

北海道では四季を通じて様々なアクティビティや体験プログラムが用意されています。

冬のアクティビティ(11月〜3月)

スキー&スノーボード

世界中のスキーヤーやスノーボーダーを魅了する北海道のパウダースノー。ニセコ、富良野、トマムなど多くのスキーリゾートがあります。初心者向けのレッスンも充実しており、英語対応のインストラクターも多数います。

流氷体験

オホーツク海沿岸で冬季限定の流氷ウォークやクルーズが体験できます。厚い防寒着を着用して実際に流氷の上を歩く体験は、世界でも数少ない貴重な体験です。

スノーモービル

雪原を爽快に駆け抜けるスノーモービルは、冬の北海道ならではの体験です。ガイド付きのツアーが多く用意されており、初心者でも安心して楽しめます。

雪祭り見学

2月上旬に札幌で開催される「さっぽろ雪まつり」をはじめ、北海道各地で雪や氷を活用した冬のイベントが開催されます。

春夏秋のアクティビティ(4月〜10月)

トレッキング&ハイキング

大雪山国立公園や知床半島など、手つかずの自然が残る山岳地帯でのトレッキングは、季節ごとに異なる景色を楽しめます。初心者から上級者まで対応したコースがあり、ガイド付きツアーも充実しています。

カヌー&ラフティング

釧路川や尻別川などでカヌーやラフティングを楽しむことができます。特に釧路湿原でのカヌー体験は、静かな水面から野鳥や動物を観察できる貴重な機会です。

サイクリング

北海道は自転車愛好家にとっても楽園です。特に道央や道東地域では、整備された自転車道や景観の良いサイクリングロードが充実しています。レンタサイクルショップも多く、ガイド付きのサイクリングツアーも人気です。

ファームステイ&農業体験

北海道の広大な農場での収穫体験や、酪農体験などが可能です。牧場でのミルク搾りやバター作り、季節によってはイチゴ狩りやじゃがいも掘りなど、食の生産現場に触れられます。

一年中楽しめる体験

温泉(温泉地巡り)

北海道には約250もの温泉地があり、それぞれ泉質や雰囲気が異なります。特に定山渓、登別、湯の川などの大規模温泉地では、多くの旅館やホテルが外国人観光客を受け入れる体制を整えています。

アイヌ文化体験

北海道の先住民族であるアイヌの文化に触れることができます。白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」では、伝統的な踊りや工芸体験、食文化を学ぶことができます。

工場見学・テーマパーク

サッポロビール園やニッカウヰスキー余市蒸溜所など、北海道の食品生産に関わる工場見学も人気です。また、札幌市内には「白い恋人パーク」など、子供から大人まで楽しめるテーマパークもあります。

北海道のおすすめ宿泊施設

北海道には様々なタイプの宿泊施設があり、目的や予算に応じて選べます。

高級リゾートホテル

ニセコや定山渓などの温泉地には、国際的なブランドホテルや高級リゾートが多くあります。特に冬季のニセコエリアは世界中のスキー客で賑わい、英語対応も充実しています。

おすすめ高級リゾート

  • ザ・レイクスイート 湖の栖(支笏湖):湖畔の静寂を楽しむ高級リゾート
  • HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館:函館湾を一望できる絶景ホテル
  • 坐忘林(ニセコ):自然と調和した高級旅館

温泉旅館

北海道らしい体験をしたいなら、日本の伝統的な宿泊形態である温泉旅館がおすすめです。浴衣を着て、畳の部屋で寛ぎ、日本料理を味わう経験は忘れられないものになるでしょう。

おすすめ温泉旅館

  • あかん遊久の里 鶴雅(阿寒湖):アイヌ文化にふれる温泉旅館
  • 定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌(定山渓):森に囲まれた和モダンな温泉旅館
  • 湯の川温泉 望楼NOGUCHI函館:函館の夜景を望む温泉旅館

ビジネスホテル

札幌や函館などの都市部には、リーズナブルな価格でありながら清潔で機能的なビジネスホテルが多くあります。観光の拠点として利用する場合に便利です。

おすすめビジネスホテル

  • リッチモンドホテル札幌大通:札幌市中心部に位置する便利なホテル
  • 函館リッチモンドホテル:函館駅から徒歩圏内の好立地
  • ドーミーイン旭川:温泉大浴場付きのビジネスホテル

ゲストハウス&ホステル

若い旅行者やバックパッカーには、ゲストハウスやホステルも良い選択肢です。地元の人や他の旅行者との交流の場にもなります。

おすすめゲストハウス

  • Ten to Ten Hokkaido Hostel(札幌):国際的な雰囲気のホステル
  • HakoBA Hakodate(函館):古民家をリノベーションした宿
  • Grids Sapporo(札幌):モダンでデザイン性の高いホステル

民泊&農家民宿

より地元の生活に近い体験をしたい方には、民泊や農家民宿がおすすめです。地方部では特に、地元の家族と交流しながら、本物の北海道を体験できます。

宿泊施設予約のコツ

  • 繁忙期(7〜8月のラベンダーシーズン、2月の雪まつり期間、スキーシーズンの週末)は少なくとも3ヶ月前から予約することをおすすめします
  • 人気の高級旅館やリゾートは半年以上前から満室になることも
  • キャンセルポリシーを必ず確認(特に季節性の高い宿泊施設はキャンセル料が厳しいことが多い)
  • インターネット予約サイトでの予約が一般的ですが、公式サイトから直接予約すると特典がつく場合もあります

旅行の注意点&ヒント

言語対応

北海道の観光地では英語対応が徐々に進んでいます。特に札幌、函館、ニセコなどの主要観光地では、英語メニューや案内表示が充実しています。ただし、地方に行くほど英語対応は限られるため、基本的な日本語フレーズを覚えておくと便利です。

気候・服装の注意点

冬の服装

北海道の冬は本州と比べて非常に厳しく、適切な防寒対策が必要です。

必須アイテム

  • 防水・防風性のあるダウンコートまたは厚手のコート
  • 防滑靴(滑り止めがついた靴)
  • 帽子、手袋、マフラー
  • 重ね着できる衣類
  • カイロ(使い捨てタイプが便利)

夏の注意点

夏でも朝晩は冷え込むことがあるため、軽いジャケットやカーディガンを持参することをおすすめします。また、自然の多い場所では虫除け対策も必要です。

通貨・支払い方法

日本円の現金が基本ですが、主要観光地ではクレジットカードや電子マネーの利用も可能です。地方の小さな店舗や食堂では現金のみの場合が多いため、十分な現金を用意しておきましょう。

Wi-Fi・通信環境

主要都市や観光施設ではフリーWi-Fiが利用できますが、地方では通信環境が限られる場合があります。日本国内で使用できるレンタルWi-FiルーターやプリペイドSIMカードの利用を検討してください。

チップ文化

日本ではチップの習慣はありません。レストランやホテルでのサービス料は料金に含まれているため、追加でチップを渡す必要はありません。

営業時間・休業日

  • 多くの店舗は年末年始(12月29日〜1月3日)に休業します
  • レストランの営業時間は地域により異なりますが、夜は21時頃に閉店することが多いです
  • 温泉施設や観光地は季節により営業時間が変わる場合があります

モデルプラン

3泊4日札幌・小樽コース

1日目:札幌到着

  • 新千歳空港到着
  • 札幌市内ホテルチェックイン
  • 大通公園・札幌時計台見学
  • ススキノで夕食(ジンギスカン)

2日目:札幌観光

  • 午前:北海道神宮参拝
  • 午後:サッポロビール園見学・昼食
  • 夕方:藻岩山展望台から夜景鑑賞

3日目:小樽日帰り

  • 午前:小樽運河・北一硝子見学
  • 午後:小樽音楽箱堂・寿司通りで昼食
  • 夕方:札幌帰着、スープカレーで夕食

4日目:帰国

  • 最後のお土産購入
  • 新千歳空港から帰国

5泊6日道東周遊コース

1日目:札幌到着

  • 新千歳空港到着、レンタカー手配
  • 札幌市内観光・宿泊

2日目:札幌→釧路

  • 午前:札幌出発
  • 午後:釧路湿原国立公園観光
  • 釧路市内宿泊

3日目:釧路→阿寒湖

  • 午前:釧路川カヌー体験
  • 午後:阿寒湖移動・アイヌコタン見学
  • 阿寒湖温泉宿泊

4日目:阿寒湖→知床

  • 午前:阿寒湖出発
  • 午後:知床五湖ウォーキング
  • ウトロ温泉宿泊

5日目:知床→網走

  • 午前:知床半島観光船
  • 午後:網走移動・流氷館見学
  • 網走宿泊

6日目:網走→新千歳空港

  • 午前:網走出発
  • 午後:新千歳空港到着・帰国

まとめ

北海道を訪れることで、日本の自然の美しさ、食の豊かさ、そして人々の温かさを存分に体験できるでしょう。四季を通じて異なる表情を見せる北海道は、何度訪れても新しい発見があり、世界中の旅行者を魅了し続けています。

ぜひ次回の旅行先として北海道を検討し、この美しい島が提供する数々の素晴らしい体験をお楽しみください。きっと期待を上回る感動と思い出を得られることでしょう。

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