外国人が日本で携帯を契約するときに必要なもの|在留カード・支払い方法・状況別チェックリスト - GTN MAGAZINE

外国人が日本で携帯を契約するときに必要なもの|在留カード・支払い方法・状況別チェックリスト

日本で携帯を契約するために必要なものは、実はそれほど多くありません。

基本は「在留カード」「支払い手段」「連絡先」の3つです。

ただし、書類を持っていても、住所が古いままだったり、入力した内容が違ったりすると、手続きが進まないことがあります。

携帯を契約できるかどうかは、本人確認、支払い方法、料金の支払い状況、各社の基準などで決まります。この記事では、申し込む前に準備できることを中心に説明します。

この記事は、外国人の携帯契約の「準備」に特化したガイドです。

必要なものの全体像、書類ごとの「利用可能な状態」の条件、支払い方法別・状況別に必要なもの、提出のしかた、そして書類の不備で手続きが進まないパターンと対応方法までを解説します。
 

携帯契約に必要なものは3つ|まず全体像をつかむ

会社やプランによって細部は違いますが、月額の携帯契約で求められるものは次の3分類に整理できます。

必要なもの具体的にはつまずきやすい点
① 本人確認書類在留カード(会社によってはパスポートも併せて提示)住所が引っ越し前のまま/有効期限・在留期間の残りが足りない
② 支払い手段クレジットカード、日本の銀行口座、コンビニ払いのいずれか日本発行のカードや口座が前提の会社が多い
③ 連絡先メールアドレスと日本国内の住所入力した住所が在留カードの券面と一致していない

このうち、外国人の契約で主役になるのが在留カードです。

在留カードは携帯契約の本人確認に使えますが、在留期間の残りや支払い方法によって、申し込める会社が変わります。

在留カードがない短期滞在(90日以下)の人は、月額契約ができる会社が限られるため、プリペイドSIMを使う方法もあります(後で説明します)。
 

契約形態によって、求められるものが少し変わる

どのタイプの会社に申し込むかで、書類や支払い手段の要求水準が変わります。

必要なものを揃える前に、自分がどこに申し込むつもりなのかを決めておくと無駄がありません。

必要書類や支払い条件は、同じタイプの会社でも事業者・プランによって異なります。

契約形態確認したいポイントこういう人向け
大手キャリア必要書類や、在留期間による追加条件の有無在留期間が長く、日本の支払い手段が揃っている人
格安SIM申込方法(オンライン・店頭)と、利用できる支払い方法日本のカードを持っていて料金を抑えたい人
外国人向け専門サービス対応言語や、カード・口座がなくても使える支払い方法の有無来日直後で、カードや口座がまだ揃っていない人

 

在留カード|「持っている」だけでは足りない

 

在留カードは、外国人の本人確認書類として重要な1枚です。

ただし審査で見られるのは「持っているか」ではなく「有効で、すぐに利用できる状態か」です。

利用可能な状態であるための3条件

  • 有効期限の中であること:在留期間の残りが短いと、条件が加わる会社があります(例:在留期限まで3か月未満のときは、本人名義のクレジットカード払いに限るなど)。更新の時期が近い場合は、更新してから申し込む方法もあります
  • 今の住所が在留カードに書いてあること:引っ越したときは、14日以内に市区町村の窓口で住所の届け出をします。届け出がまだだと、本人確認ができない場合があります
  • ICチップを読み取れること:2026年4月1日から、携帯電話等を非対面で契約する際の本人確認は、在留カードなどに埋め込まれたICチップの読み取り等を用いる方式が原則となり、従来の本人確認書類の画像送信方式は廃止されました
     

 

2026年6月14日からの変更点|特定在留カードと新様式

  • 在留カードとマイナンバーカードを1枚にした「特定在留カード」の交付が始まりました。取得は任意で、これまでどおり2枚持つこともできます。制度上は在留カードの一種ですが、携帯会社での受付方法は会社ごとに違うので、各社の案内を確認してください
  • 同じ日から在留カードの形も新しくなり、「在留期間」「許可の種類」「許可年月日」「交付年月日」はカードの表に印刷されず、ICチップにだけ記録されるようになりました。氏名・住居地・在留資格・在留期間の満了日などは、これまでどおりカードの表に書いてあります
  • 現在持っている在留カードはそのまま有効です。契約のために急いで切り替える必要はありません
     

出典:出入国在留管理庁「【※2026年6月14日運用開始※】特定在留カード等交付申請について」

 

マイナンバーカードや運転免許証では代わりにならない?

マイナンバーカードや日本の運転免許証を本人確認書類として受け付ける会社もあります。

ただし、大手の携帯会社では、外国籍の人の契約に在留カードとパスポートを求めています(永住者などは、在留カードだけでよい場合があります)。

他の身分証を持っていても、在留カードは必ず用意しておいてください。

なお、2026年6月14日以降に交付される特定在留カードは在留カードとマイナンバーカードの一体型なので、これ1枚で両方の役割を果たします。

 

パスポートと補助書類|求められたら出すもの

パスポート

在留カードと併せて、パスポートの提示を求める会社があります。

使われるのは主に顔写真ページで、氏名・生年月日の確認用です。

入国スタンプ(上陸許可の証印)のページを求められる場合もあります。

自動化ゲートを使って再入国した場合などは、スタンプが押されないこともあるので、会社の案内を確認してください。
 

学生証・社員証・在職証明書

留学生は学生証、就労者は社員証や在職証明書を求められる場合があります。

在留資格と実際の滞在状況の整合性を確認するためです。

学生証は、学校名・氏名・有効期限が読み取れる原本(またはその画像)を用意してください。

求められてから慌てないよう、手元にあるかだけ確認しておけば十分です。

 

支払い方法別|必要なものが変わる

携帯契約では、支払い方法によって用意するものが変わります。

なお、海外発行カードの利用可否、口座振替の登録にかかる期間、コンビニ払いの有無などは、事業者・プランによって異なります。

申し込み前に各社の公式ページで確認してください。
 

支払い方法必要なもの向いている人注意点
クレジットカード本人名義のカード日本発行のカードを持っている人海外発行カードは使えない会社が多い
口座振替本人名義の日本の銀行口座(キャッシュカードか通帳。書面手続きなら届出印も)日本の口座を開設済みの人引き落とし登録が有効になるまで1〜2か月かかる場合がある
コンビニ払い請求を受け取れる住所またはメール・アプリカードも口座もまだない人毎月の支払い期限を自分で管理する必要がある

クレジットカードも日本の口座もない場合

来日したばかりで、日本のクレジットカードや銀行口座をまだ持っていない人もいます。

その場合は、コンビニ払いなど、カードや口座がなくても使える支払い方法に対応したサービスを選ぶ方法があります。

口座やカードは生活が落ち着いてから作る人もいます。支払い方法をあとから変えられるかは、会社ごとに確認しましょう。

外国人向けのクレジットカード(GTNエポスカードなど)を先に作り、そのカードで契約する方法もあります。

カードの発行には審査があります。
 

 

「日本のカードも口座もまだない。それでも月額の携帯は契約できる?」

コンビニ払いに対応したサービスなら、申し込める場合があります(審査があります)。

GTN Mobileは外国人向けの月額SIMです。口座振替・コンビニ払いなどの支払い方法があり、多言語でサポートしています。

申し込みには在留カードなどの本人確認書類が必要で、審査があります。

申し込みに必要な書類は公式ページで事前に確認できます。
 

GTN Mobile


 

連絡先|メールアドレスと日本の住所

見落とされがちですが、申込フォームの必須項目である連絡先も「必要なもの」の一部です。

メールアドレス

審査の結果や請求のお知らせ、eSIMのQRコードなどは、メールで届く場合があります。

フリーメール(Gmailなど)で申し込めるかは、サービスによって違います。

日本で使うメールアドレスを1つ決めておくと、お知らせを確認しやすくなります。

申込中に認証コードの受信を求められることがあるため、その場で受信を確認できるアドレスを使ってください。
 

日本国内の住所

月額契約では、SIMカードの配送先と本人確認の両方で日本の住所が必要です。

原則として、在留カードに書いてある今の住所を使います。

申し込みフォームには、在留カードと同じ書き方で入力しましょう。

来日直後でホテル暮らしのように住民登録前の状態だと、月額契約の住所要件を満たせないことがあります。

その場合は、住所の届け出をしてから申し込むか、それまでの間、プリペイドSIMを使う方法もあります。

 

状況別|あなたに必要なもの早見表

同じ「外国人の携帯契約」でも、在留の状況によって現実的な選択肢と必要なものが変わります。

自分の行に当てはめて確認してください。

状況選べる方法必要なもの
短期滞在(90日以下・在留カードなし)プリペイドSIM/eSIM、または短期滞在者の申込みに対応する月額サービスパスポート(データ専用なら本人確認なしの場合も)
来日直後(在留カードあり・口座なし)コンビニ払い対応の月額SIM、またはプリペイドでつなぐ在留カード+パスポート
留学生月額SIM(外国人向けサービスなど)在留カード+パスポート(学生証を求められる場合あり)
就労者月額SIM全般在留カード+パスポート(社員証・在職証明を求められる場合あり)
ワーキングホリデー月額SIM(契約期間や解約条件を確認)または長期プリペイド在留カード+パスポート
家族滞在月額SIM。契約は原則、使う本人の名義本人の在留カード+パスポート(未成年は保護者の同意書等を求められる場合あり)
在留期間の残りが短い受付条件の柔軟な会社を選ぶ在留カード+支払い手段(会社によって追加条件あり)

※出典:e-Gov「携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律施行規則」

 

家族の分をまとめて契約したい・未成年の契約

家族の回線でも、本人確認は原則として使う本人の在留カードで行います。

支払いだけを家族名義のカードにできるか、未成年の契約に保護者の同意書が必要かは会社ごとにルールが違うため、家族分をまとめたい場合は「誰の名義で契約し、誰が払うか」を先に決めてから、その組み合わせが可能な会社を選んでください。

在留カードがない短期滞在は、プリペイドという別ルート

短期滞在の人には、在留カードが交付されません。

大手の携帯会社では、外国籍の人の契約に在留カードを求めているため、プリペイドSIMを使う方法があります。

前払いのプリペイドSIMでも、電話番号付きの音声通話SIMは、法律で本人確認が必要です。

パスポートには日本の住所が書かれていないため、住所を確認できる書類も求められます。

データ専用SIMの必要書類や買い方は、サービスによって違うため、事前に確認してください。

 

短期滞在の人向けには、GTN Prepaid SIM(データのみプラン)もあります。

Webから申し込むことができ、本人確認書類はパスポートのみで手続きできます。 

※GTN Prepaid SIMは、利用期間の延長には対応していません。また、データ専用プランはデータ容量の追加チャージにも対応していません。利用期間・容量を確認のうえお申し込みください。

 

 

申込方法別|提出のしかたと持ち物

必要なものが揃ったら、あとは提出のしかたです。オンライン・店頭・空港受取で、用意と持ち物が少し変わります。

オンライン申込|ICチップの読み取りと入力内容

2026年4月1日から、携帯電話等を非対面で契約する際の本人確認は、在留カードなどに埋め込まれているICチップの読み取り等を用いる方式が原則となり、従来の本人確認書類の画像送信方式は廃止されました。

入力欄の氏名・住所は、在留カードの券面と完全に一致させます。

氏名の順序、ミドルネームの有無、番地や号室、半角と全角。

1つ違うだけでも、在留カードと合っていないと判断されることがあります。

在留カードを見ながら、同じ書き方で入力しましょう。

 

店頭申込|当日の持ち物

  • 在留カード(原本)
  • パスポート
  • 支払い手段(クレジットカード、または口座振替用のキャッシュカード・通帳)
  • 口座振替を書面で手続きする場合のみ、金融機関の届出印

 

印鑑は「必ず必要なもの」ではなく、書面での口座振替手続きに限って求められるものです。

手続きに時間がかかることがあるので、時間に余裕を持って行きましょう。

なお、店頭での本人確認のルールは2027年4月1日から見直されます。

多言語対応の店舗かどうかは、来店前に確認しておきましょう。
 

空港受取|予約番号とパスポート

事前にオンラインで申し込み、空港のカウンターで受け取る方法もあります。

受け取り方や必要なものはサービスによって違います。

音声通話付きのSIMは、法律で本人確認が必要です。

到着直後から使い始めたい人に向いた方法です。

 

書類の不備で手続きが進まないパターンと対応方法

契約できるかどうかは、本人確認、支払い方法、料金の支払い状況、各社の基準などによって決まります。

ここでは、書類の不備で手続きが止まるパターンと直し方をまとめます。

手続きが進まないパターン対応方法
在留カードの住所が引っ越し前のまま市区町村窓口で住所変更をしてから、新しい券面で申し込み直す
入力情報が券面と不一致(氏名の順序・ミドルネーム・号室・半角全角)券面の表記をそのまま書き写して再申込する
アップロード画像が不鮮明・四隅が欠けている・反射で読めない明るい場所で撮り直す。裏面の出し忘れにも注意
有効期限や在留期間の残りが条件に足りない在留期間の更新後に申し込むか、受付条件の柔軟な会社に切り替える
支払い手段の名義が本人と違う(家族名義のカードなど)本人名義の支払い手段に変更する。用意できなければコンビニ払い対応の会社を選ぶ
審査結果や確認メールに気づかず、手続きが期限切れになった申込直後は迷惑メールフォルダも含めて毎日確認する。期限が切れた場合は最初から申し込み直す

手続きが進まない場合や申込みが承認されなかった場合は、同じ会社に繰り返し申し込む前に、まず案内された内容や不備の有無を確認してください。

書類が原因なら修正してから申し込み、条件が合わない場合はほかの会社も検討しましょう。
 

 

まとめ|申込前チェックリスト

最後に、申し込みボタンを押す前(または店舗に行く前)の確認項目をまとめます。

  • 在留カードの有効期限と在留期間の残りを確認した
  • 在留カードの住所が現住所になっている(引っ越し後の変更届が済んでいる)
  • オンラインで申し込む場合は、在留カードのICチップを読み取れるように準備した
  • パスポート(顔写真ページ)を用意した。学生証・在職証明は求められたら出せる状態にした
  • 支払い手段を決めた(カード/口座/コンビニ払い)。名義は本人になっている
  • 申込フォームの氏名・住所は、券面と完全一致で入力する準備ができている

 

必要なものは、在留カード、支払い方法、連絡先の3つです。

申し込む前にこの3つを確認しておくと、手続きを進めやすくなります。

「書類の準備ができたら、自分に合った会社を選びましょう」

――GTN Mobileは外国人向けに設計された月額SIMです。

口座振替・コンビニ払いなどの支払い方法があります。お申し込みには審査があります。

申し込みから契約後まで、多言語でサポートしています。

 

GTN Mobile


 

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