データ専用SIM | コスト効率よく、快適にインターネットを利用できる方法 - GTN MAGAZINE

データ専用SIM | コスト効率よく、快適にインターネットを利用できる方法

日本への旅行や滞在を計画している外国人の方にとって、インターネット接続は最も重要な準備のひとつです。

観光スポットの検索、地図アプリでの道案内、翻訳アプリの利用、SNSでの思い出のシェアなど、スマートフォンは現代の旅行には欠かせないツールとなっています。

この記事では、日本を訪れる外国人の方や既に滞在中の方に向けて、「データ専用SIM」について詳しく解説します。

コスト効率よく、快適にインターネットを利用できる方法を徹底的に紹介していきます。

データ専用SIMとは

データ専用SIMとは、音声通話機能のない、インターネット接続のみに特化したSIMカードです。

電話番号は付与されず、従来の電話のかけ方(090や080などの番号を使った発信・着信)はできませんが、データ通信を利用してインターネットの閲覧、アプリの使用、メールのやり取りなどが可能です。

データ専用SIMの特徴

  1. 低価格: 音声通話機能付きSIMよりも基本料金が安い
  2. 手続き簡単: 多くの場合、身分証明書の提示が不要(特に短期滞在用のプリペイドタイプ)
  3. 即日利用可能: コンビニや空港で購入して、すぐに使用開始できる
  4. 期間限定プラン: 1日〜180日など、訪日期間に合わせて選べる
  5. データ容量選択: 使用予定に合わせて様々な容量から選択可能

データ専用SIMの種類

データ専用SIMには主に以下の3種類があります。

物理SIMカード(従来型)

実際のカードを端末に挿入して使用します。サイズは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類がありますが、最近のスマートフォンでは主に「nanoSIM」が使われています。

多くのプリペイド型データSIMは「マルチカットSIM」となっており、どのサイズにも対応できるようになっています。

eSIM(組み込み型SIM)

物理的なカードがなく、QRコードなどを読み取ることで端末に設定する電子的なSIMです。

iPhone XS以降やGoogle Pixel 3以降、Samsung Galaxy S20以降などの最新機種で利用可能です。

カードの差し替えが不要で、オンラインで即時開通できる便利さがあります。

プリペイド型とポストペイド型

プリペイド型: 事前に料金を支払い、決められた期間・データ量を使用するタイプ。

訪日外国人向けには主にこのタイプが提供されています。

ポストペイド型: 使用した分だけ後から支払うタイプ。通常は契約が必要で、日本での長期滞在者向けです。

訪日外国人におすすめのデータ専用SIMプラン

おすすめのデータ専用SIMは、GTN Prepaid Data SIM

パスポートだけで申し込み可能な手軽さと、大容量のデータプランが特徴です。

GTN Prepaid Data SIM

GTN Prepaid SIM は、最短 7日から最長 90日まで選べるデータ専用/音声+データのプリペイド SIMです。

パスポートだけで申し込め、5G / LTE 網と8言語カスタマーサポートを備え、使い切り後は低速化・延長不可などの注意点がある短・中期滞在者向けサービスです。

運営会社 株式会社グローバルトラストネットワークス(Global Trust Networks Co., Ltd.)
料金

データ専用 SIM/eSIM

データ容量利用期間価格
10 GB30 日3,000 円
30 GB7 日3,000 円
50 GB30 日5,000 円
135 GB90 日10,000 円

※2025年11月時点の情報です。

 

公式HP https://www.gtn-mobile.com/

 

データ専用SIMの購入場所

訪日外国人がデータ専用SIMを購入できる主な場所は次のとおりです。

空港

メリット: 日本到着直後に購入可能で、すぐに使い始められる 

デメリット: 価格がやや高め

主な取扱場所:

  • 成田国際空港
  • 羽田空港
  • 関西国際空港
  • 中部国際空港(セントレア)
  • 新千歳空港
  • 福岡空港

空港内の各種カウンターや売店で購入できます。JALABCなど航空会社系列のカウンターでも取り扱いがあります。

コンビニエンスストア

メリット: 全国各地にあり、滞在中でも簡単に購入可能 

デメリット: 在庫状況や取扱商品にばらつきがある

主な取扱店:

  • ローソン(Japan Travel SIMなど)
  • NewDays(Japan Travel SIMなど)
  • セブン-イレブン(一部商品)
  • ファミリーマート(一部商品)

家電量販店

メリット: 種類が豊富、店員による説明が受けられる 

デメリット: 店舗数が限られる

主な取扱店:

  • ビックカメラ
  • ヨドバシカメラ
  • ヤマダ電機

オンラインショップ

メリット: 事前予約可能、最も選択肢が多い、eSIMなら即時利用可能 

デメリット: 物理SIMの場合は配送が必要

主な購入先:

  • Amazon.co.jp
  • 各SIMプロバイダの公式サイト
  • 旅行予約サイト(Klookなど)

データ専用SIM選びのポイント

訪日外国人がデータ専用SIMを選ぶ際のポイントを解説します。

滞在期間に合わせた選択

滞在期間おすすめのプラン
1週間以内の短期旅行7日間・10日間プラン(3GB〜10GB程度)
2週間程度の旅行15日間・21日間プラン(10GB〜20GB程度)
1ヶ月程度の滞在30日間プラン(20GB〜)
長期滞在(3ヶ月以上)90日間〜180日間プラン(50GB〜100GB)

通信容量の目安

主な利用用途推奨データ容量(1週間あたり)
メール・地図・テキストメッセージ中心1〜2GB
SNS投稿・写真アップロードも頻繁3〜5GB
動画視聴・ビデオ通話も利用7〜10GB
大量の動画視聴・オンラインゲームなど15GB以上

端末の対応確認

データ専用SIMを使用するためには、以下の条件を満たしている必要があります:

  • SIMロックが解除されている(または最初からSIMフリーの端末)
  • 日本で使用される周波数帯に対応している
  • APN設定が可能である
  • eSIMの場合はeSIM対応端末である

特に海外から持ち込む端末の場合、日本の通信バンドに対応しているか事前に確認することをおすすめします。

eSIMとSIMカードの選択

種類メリットデメリット
eSIM・カードの差し替えが不要
・オンラインで即時開通
・複数のeSIMを切り替え可能
・対応端末が限られる
・設定がやや複雑
物理SIM・ほぼすべてのSIMフリー端末で使用可能
・設定が比較的簡単
・カード挿入の手間
・紛失リスク

データ専用SIMの設定方法

データ専用SIMを使い始めるための設定方法を紹介します。

物理SIMカードの場合

SIMカードを取り付ける

  • 端末の電源を切る
  • SIMカードトレイを取り出す(専用ピンまたはペーパークリップを使用)
  • 正しいサイズのSIMカードをトレイに設置
  • トレイを元に戻す
  • 端末の電源を入れる

APN設定

  • 端末の「設定」メニューを開く
  • 「モバイルネットワーク」または「モバイルデータ通信」を選択
  • 「アクセスポイント名」または「APN」を選択
  • 「新しいAPN」を追加
  • SIMパッケージに記載されている設定情報を入力
  • 設定を保存

データローミングをオンにする

  • 「設定」>「モバイルネットワーク」から「データローミング」をオンにする

eSIMの場合

QRコードをスキャン

  • カメラアプリでeSIMのQRコードをスキャン
  • または提供されたコードを手動で入力

eSIMプロファイルをダウンロード

  • 画面の案内に従ってeSIMプロファイルをダウンロード・インストール

eSIMを有効化

  • 「設定」>「モバイル通信」からeSIM回線を選択
  • 「オン」にする

主な設定トラブルと解決法

トラブル解決策
インターネットに接続できない・データ通信がオンになっているか確認
・APN設定が正しいか確認
・機内モードのオン/オフを試す
通信速度が遅い・利用可能なデータ容量を確認
・場所を変えて試す
・端末を再起動する
eSIMがダウンロードできない・Wi-Fi接続を確認
・端末がeSIMに対応しているか確認
・QRコードが正しく読み取れているか確認

訪日外国人がよく抱く疑問と回答

Q1: データ専用SIMで電話をかけることはできますか?

A: 従来の電話回線を使用した通話はできませんが、LINE、WhatsApp、Skypeなどのアプリを使用したインターネット通話(VoIP)は可能です。

Q2: SMS認証は使えますか?

A: 標準的なデータ専用SIMではSMS機能がないため使用できません。SMS認証が必要なサービスを利用する予定がある場合は、SMS機能付きデータSIMを選ぶとよいでしょう。

Q3: 日本全国どこでも使えますか?

A: 基本的には主要都市や観光地では問題なく使えます。ただし、山間部や離島などでは通信環境が制限される場合があります。NTTドコモ回線を使用したSIMが最も広いエリアをカバーしています。

Q4: データ容量を使い切った場合はどうなりますか?

A: ほとんどのプリペイドSIMでは、データ容量を使い切ると通信速度が大幅に制限されます(128kbps程度)。一部のサービスでは追加チャージが可能です。

Q5: テザリング(インターネット共有)はできますか?

A: 多くのデータ専用SIMはテザリングに対応していますが、サービスによって制限がある場合もあります。特にテザリングを使用したい場合は、事前に対応しているかを確認しましょう。

データ専用SIM使用時の注意点

データ通信量の管理

プリペイド型のデータ専用SIMでは、あらかじめ決められたデータ容量しか使用できません。日本滞在中に通信量が不足しないよう、以下の点に注意しましょう。

  • 高解像度の動画視聴は多くのデータを消費します
  • アプリの自動アップデートをオフにしておく
  • Wi-Fi環境があるホテルなどではWi-Fiを利用する
  • データ使用量を定期的に確認する

通信エリアの確認

訪問予定の場所が通信エリア内であるかを事前に確認しておくと安心です。特に地方や山間部を訪れる予定がある場合は重要です。SIMプロバイダのウェブサイトでエリアマップを確認できます。

複数端末での使用制限

一部のSIMカードには、複数の端末での使用に制限がある場合があります。例えば、スマートフォンからタブレットへのSIM入れ替えが禁止されているサービスもあります。利用規約を確認しておきましょう。

セキュリティ対策

公共Wi-Fiと比べれば安全ですが、データ専用SIMを使用する際も基本的なセキュリティ対策は必要です。

  • OSやアプリを最新の状態に保つ
  • 不審なサイトへのアクセスを避ける
  • VPNの使用を検討する

データ専用SIMの代替手段

データ専用SIM以外にも、日本滞在中にインターネットを利用する方法はあります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

ポケットWi-Fi(モバイルルーター)レンタル

メリット

  • 複数の端末で同時に使用可能
  • 電波が安定している
  • 容量が大きいプランが多い

デメリット

  • 追加の機器を持ち運ぶ必要がある
  • バッテリー切れの心配がある
  • SIMより若干高額になることが多い

ホテルやカフェのWi-Fi利用

メリット

  • 多くの場合無料
  • データ使用量を気にしなくてよい

デメリット

  • 接続が不安定な場合がある
  • セキュリティリスクがある
  • 外出先では使用できない

国際ローミング

メリット

  • 自国で使用している電話番号がそのまま使える
  • SIM交換の手間がない

デメリット

  • 非常に高額になる可能性がある
  • データ制限が厳しい場合が多い
  • 一部の機能が制限されることがある

まとめ

日本を訪れる外国人にとって、データ専用SIMは費用対効果に優れたインターネット接続手段です。

滞在期間や利用目的に合わせて最適なプランを選ぶことで、快適な日本滞在をサポートします。

特にeSIMの普及により、事前準備がさらに簡単になりました。日本に到着する前にオンラインで購入し、空港に着いたらすぐにインターネットを使い始めることも可能です。

様々な選択肢の中から自分に合った通信手段を見つけ、通信環境に悩まされることなく、日本での滞在を思う存分楽しんでください。計画的に準備をすることで、日本での素晴らしい体験がさらに充実したものになるでしょう。

関連記事

おすすめ記事