音声通話SIMカード!選び方から購入方法、おすすめプランまで徹底解説 - GTN MAGAZINE

音声通話SIMカード!選び方から購入方法、おすすめプランまで徹底解説

日本旅行や滞在中の通信手段として、多くの外国人が利用する「SIMカード」。特に音声通話機能付きのSIMカードは、データ通信だけでなく電話やSMSも利用できるため、緊急時や各種サービス登録に便利です。本記事では、訪日外国人向けの音声通話SIMカードについて、選び方から購入方法、おすすめプランまで徹底解説します。

音声通話SIMカードとは

音声通話SIMカードとは、インターネット接続(データ通信)だけでなく、電話の発信・着信やSMS(ショートメッセージサービス)の送受信ができるSIMカードのことです。

日本国内で利用する場合、070、080、090から始まる日本の電話番号が付与されるため、ホテルや観光施設への問い合わせ、タクシー配車、レストラン予約など、様々なシーンで活用できます。

一般的なSIMカードの種類

種類特徴主な用途
音声通話SIMデータ通信+音声通話+SMS電話・メッセージ・インターネット全てが必要な場合
データ通信専用SIMデータ通信のみインターネット接続のみが必要な場合
SMS付きデータSIMデータ通信+SMS本人確認などでSMSが必要な場合

音声通話SIMカードは、上記の中で最も多機能なタイプとなります。

音声通話SIMカードのメリット

訪日外国人にとって、音声通話SIMカードには多くのメリットがあります。

主なメリットを以下にまとめました。

日本の電話番号が持てる

日本滞在中に日本の電話番号を持つことで、以下のようなメリットがあります。

  • ホテルやレストランへの電話予約がスムーズに行える
  • 日本国内の相手から通常の電話料金で着信を受けられる
  • タクシー配車サービスなどの電話番号が必要なアプリが利用可能
  • 日本での銀行口座開設など、電話番号が必要な手続きができる

緊急時の安心感

音声通話SIMカードがあれば、緊急時に即座に電話をかけることができます。

日本の緊急通報番号(110番:警察、119番:救急・消防)にも対応しているため、万が一の際の安心感が違います。

日本の電話番号が必要なアプリが使える

音声通話SIMカードを利用することで、日本の電話番号での認証が必要な以下のようなアプリやサービスが利用できるようになります。

  • PayPay(QRコード決済)
  • Mobile Suica(電子交通系ICカード)
  • Uber Eats(フードデリバリー)
  • Wolt(フードデリバリー)
  • メルカリ(フリマアプリ)
  • Yahoo! Japan(各種サービス)
  • ePlus(チケット予約)

これらのサービスは、日本での滞在をより便利で快適にしてくれるものばかりです。

特に、PayPayなどのキャッシュレス決済サービスは、日本での買い物をスムーズにしてくれる便利なツールです。

VoIP通話の制限がない

データ通信専用SIMの場合、LINE通話やWhatsApp通話などのVoIP(Voice over IP)サービスを使って音声通話を行うことになりますが、これらのサービスは相手も同じアプリを使っている必要があり、また通常の電話番号への発信ができません。

音声通話SIMカードなら、こうした制限なく一般電話への発信が可能です。

 

 

 

日本の音声通話SIMカード規制

日本では、音声通話SIMカードの取得に関して、法律による規制があります。

これは不正利用防止のための措置で、訪日外国人が音声通話SIMカードを入手する際にも影響します。

音声通話SIMカード取得の条件

日本の法律では、音声通話SIMカードを取得するには本人確認が必要とされています。

たとえば、Mobalのような特定の事業者は、パスポートなどの本人確認書類で訪日外国人向けに音声通話SIMカードを提供しています。

 

eSIMと物理SIMの違い

音声通話SIMカードは、物理的なSIMカードとeSIM(embedded SIM)の2種類があります。

種類メリットデメリット
物理SIM・多くの端末で利用可能
・SIMスロットがあれば利用できる
・SIMカードの差し替えが必要
・小さいため紛失の恐れがある
eSIM・SIMカードの差し替え不要
・QRコードなどでオンライン設定可能
・複数のeSIMプロファイルを保存可能
・対応端末が限られる
・古い端末では利用できない

eSIMは物理的なSIMカードを挿入する必要がなく、対応端末であればQRコードを読み取るなどの方法で簡単に設定できる便利なものです。

ただし、eSIMに対応していない端末もあるため、購入前に自分のスマートフォンがeSIMに対応しているかを確認する必要があります。

データ通信専用SIMとの違い

日本で観光客向けに提供されているSIMカードの多くは、データ通信専用SIMです。

音声通話SIMとデータ通信専用SIMの主な違いを以下の表で比較します。

機能音声通話SIMデータ通信専用SIM
インターネット接続
日本の電話番号取得×
通常の電話の発着信×
SMS送受信一部可能(SMS付きの場合)
緊急通報(110/119)×
電話番号認証が必要なアプリ対応×
価格高め安め
本人確認の厳格さ高い低い

データ通信専用SIMでも、LINEやWhatsAppなどのアプリを使った通話(VoIP通話)は可能ですが、相手も同じアプリを使っている必要があります。

また、緊急時に110番や119番に電話をかけることができないというデメリットがあります。

訪日外国人の多くは、コスト面からデータ通信専用SIMを選択する傾向がありますが、滞在期間が長い場合や業務目的の場合は、音声通話SIMのメリットが大きくなります。

おすすめの音声通話SIMカードは?

おすすめの音声通話SIMは、GTN Prepaid SIM

パスポートだけで申し込み可能な手軽さと、大容量のデータプランが特徴です。

GTN Prepaid SIM

GTN Prepaid SIM は、最短 7日から最長 90日まで選べるデータ専用/音声+データのプリペイド SIMです。

パスポートだけで申し込め、5G / LTE 網と8言語カスタマーサポートを備え、使い切り後は低速化・延長不可などの注意点がある短・中期滞在者向けサービスです。

 

運営会社 株式会社グローバルトラストネットワークス(Global Trust Networks Co., Ltd.)
料金

データ専用 SIM/eSIM

データ容量利用期間価格
10 GB30 日3,000 円
30 GB7 日3,000 円
50 GB30 日5,000 円
135 GB90 日10,000 円

 

音声+データ SIM

データ容量30 日60 日90 日
10 GB8,250 円14,850 円21,450 円
30 GB12,100 円19,800 円27,500 円

※国内通話料は22 円/30 秒(税込)、SMS は3.3〜33 円(税込)/1通(国内)など別途発生します。

※2025年11月時点の情報です。

公式HP https://www.gtn-mobile.com/

 

 

これで訪日外国人向けの音声通話SIMカード3選が把握できます。渡航目的・滞在期間・必要データ量に合わせて、最適な1枚を選んでください。

 

音声通話SIMカード購入方法

訪日外国人が音声通話SIMカードを入手する方法はいくつかあります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

渡航前にオンラインで注文

最も確実な方法は、日本へ渡航する前にオンラインで音声通話SIMカードを注文することです。

メリット

  • 日本到着後すぐに使い始められる
  • 人気のプランが品切れになるリスクを避けられる
  • 自宅や宿泊先への配送が選べる場合が多い

 

日本の空港で購入

日本の主要空港には、SIMカードを販売するカウンターやベンディングマシン(自動販売機)があります。

主な購入場所

  • 成田国際空港
  • 羽田空港
  • 関西国際空港
  • 中部国際空港
  • 福岡空港

ただし、空港で販売されているSIMカードの多くはデータ通信専用SIMであり、音声通話SIMは限られています。また、繁忙期には品切れになる可能性もあるため注意が必要です。

日本国内の家電量販店で購入

大型家電量販店でもSIMカードを購入できます。

主な購入場所

  • ビックカメラ
  • ヨドバシカメラ
  • ヤマダ電機

こちらも、訪日外国人向けの音声通話SIMは限られており、基本的にはデータ通信専用SIMが中心となります。

プリペイドSIMとeSIMの違い

種類メリットデメリット
プリペイドSIM・多くの端末で利用可能
・実物のSIMカードがあるため安心感がある
・SIMカードの差し替えが必要
・SIM取り出しピンが必要
eSIM・SIMカードの差し替え不要
・オンラインでの即時設定が可能
・複数のeSIMプロファイルを保存可能
・対応端末が限られる
・設定にWi-Fi環境が必要

eSIMは、事前にオンラインで購入し、QRコードを読み取るだけで設定できる便利なサービスです。

ただし、すべての端末がeSIMに対応しているわけではないため、購入前に自分のスマートフォンが対応しているかを確認する必要があります。

音声通話SIMカードの設定方法

音声通話SIMカードを購入したら、次は設定を行います。

設定方法は端末によって異なりますが、一般的な手順を紹介します。

物理SIMカードの設定手順

  1. スマートフォンの電源をオフにする
  2. SIMカードトレイをSIMピンで取り出す
  3. 古いSIMを取り出し、新しいSIMカードをトレイにセットする
  4. SIMカードトレイを元に戻す
  5. スマートフォンの電源をオンにする
  6. APN設定を行う(プロバイダから提供される設定情報に従って設定)
  7. 音声通話の設定を確認する(VoLTE設定など)

eSIMの設定手順

  1. Wi-Fi環境に接続する
  2. プロバイダから提供されるQRコードを読み取る、またはアクティベーションコードを入力する
  3. 端末の指示に従ってeSIMをダウンロード・アクティベートする
  4. APN設定を確認する

APN設定について

APNとは「Access Point Name(アクセスポイント名)」の略で、モバイルデータ通信を行うための設定です。SIMカードによって適切なAPN設定が異なるため、提供事業者の指示に従ってください。

一般的なAPN設定例(Mobalの場合)

  • 名前:Mobal
  • APN:dm.jplat.net
  • ユーザー名:(空白)
  • パスワード:(空白)
  • 認証タイプ:なし

VoLTE対応について

音声通話SIMカードを利用するには、端末がVoLTE(Voice over LTE)に対応している必要があります。

VoLTEとは、4G LTEネットワーク上で音声通話を行う技術です。

VoLTE対応確認方法

iPhoneの場合

「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信オプション」→「VoLTEをオン」が表示されているか確認

Androidの場合

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「VoLTE通話」が表示されているか確認 (端末によって設定メニューの名称が異なる場合があります)

一部の端末では、これらの条件を満たしていても音声通話ができない場合があるため、公式サイトの互換性情報を確認することをおすすめします。

よくある質問

訪日外国人からよく寄せられる音声通話SIMカードに関する質問と回答をまとめました。

Q: 観光客でも音声通話SIMカードを購入できますか?

A: はい、購入できます。携帯電話不正利用防止法に基づき、対面でパスポートを提示することで本人確認を完了できます。訪日外国人向けに特化した事業者では、パスポートのみで音声通話SIMカードを提供しています。

Q: 音声通話SIMとデータ専用SIMの料金差はどのくらいですか?

A: 一般的に、音声通話SIMはデータ専用SIMより高額です。たとえば、30日間有効の7GBプランの場合、データ専用SIMは約4,000〜5,000円程度、音声通話SIMは約8,000円程度となります。この価格差は、音声通話SIMに電話番号が付与されることや、より厳格な本人確認が必要なことによるものです。

Q: iPhoneでも音声通話SIMは使えますか?

A: はい、iPhoneでも音声通話SIMは使用可能です。ただし、iPhone 14以降の米国仕様モデルは物理SIMスロットがないため、物理SIMは使用できず、eSIMを選択する必要があります。また、SIMロックがかかっていない「SIMフリー」端末である必要があります。

Q: 音声通話SIMカードは日本の緊急通報(110/119)に対応していますか?

A: はい、正規の音声通話SIMカードであれば、日本の緊急通報番号(110番:警察、119番:救急・消防)に対応しています。これは旅行中の安心感を高める重要なポイントです。

Q: データ通信専用SIMでも通話はできますか?

A: データ通信専用SIMでは一般的な電話番号への発着信はできませんが、LINE、WhatsApp、Skypeなどのアプリを使ったインターネット経由の通話(VoIP通話)は可能です。ただし、相手も同じアプリを使っている必要があります。

Q: 音声通話SIMカードの使用に必要な端末の条件は?

A: 音声通話SIMカードを使用するには、以下の条件を満たす必要があります:

  1. SIMロックが解除されている(SIMフリー端末である)
  2. 使用する通信バンド(周波数帯)に対応している
  3. VoLTE(Voice over LTE)に対応している
  4. Androidの場合はAndroid 12以上

詳細は各プロバイダのウェブサイトで互換性情報を確認してください。

まとめ

訪日外国人にとって、音声通話SIMカードは日本滞在中の通信手段として多くのメリットがあります。日本の電話番号が持てるため、ホテル予約やタクシー配車、緊急時の連絡など、様々なシーンで役立ちます。また、PayPayやMobile Suicaなどの日本の電話番号が必要なアプリやサービスも利用できるようになります。

ただし、日本の法規制により、音声通話SIMカードの取得には本人確認が必要です。

一部の事業者は、訪日外国人向けに音声通話SIMカードを提供していますが、選択肢は限られています。

音声通話SIMカードを選ぶ際は、自分の滞在期間、データ使用量、必要な機能などを考慮し、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。また、端末の互換性も重要なポイントとなります。

日本滞在中の快適なコミュニケーションのために、ぜひ音声通話SIMカードを検討してみてください。

 

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