外国人向け|家賃の目安は収入の何割?審査に通る家賃帯と生活費バランスを解説 - GTN MAGAZINE

外国人向け|家賃の目安は収入の何割?審査に通る家賃帯と生活費バランスを解説

日本で部屋を借りたい外国人向けに、収入に対する家賃の適正割合や手取り別の家賃目安、賃貸審査の収入基準、生活費とのバランスの取り方を詳しく解説。

家賃は収入の何割が目安なのか

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日本で部屋を探す際、最初に気になるのが「自分の収入でどのくらいの家賃の部屋に住めるのか」という点です。特に外国人の場合、母国とは税制や社会保険の仕組みが異なるため、単純に収入額だけで判断すると生活が苦しくなる可能性があります。ここでは、家賃と収入のバランスについて基本的な考え方を整理します。

一般的に言われる「収入の3分の1」は本当か

日本では古くから「家賃は収入の3分の1以内に収めるべき」と言われてきました。この基準は、不動産業界でも賃貸審査の目安として広く使われています。

ただし、この「3分の1」という数字は額面収入(税金や社会保険料が引かれる前の金額)を基準にした場合の話です。実際に使えるお金、つまり手取り収入で考えると、家賃は手取りの25%〜30%程度に抑えるのが現実的とされています。

外国人の場合は、母国への送金や帰国費用の積立など、日本人にはない支出項目が加わることも少なくありません。そのため、手取りの25%以内を目標にすると、より余裕のある生活設計が可能です。

手取り収入と額面収入の違いを理解する

日本の給与体系では、額面収入から所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料が差し引かれます。一般的に、額面収入の約15%〜25%が控除されるため、手取りは額面の75%〜85%程度になります。

額面月収控除額の目安手取り月収の目安
20万円約4万円約16万円
25万円約5万円約20万円
30万円約6万円約24万円
35万円約7万円約28万円

特に注意が必要なのが住民税です。住民税は前年の所得に基づいて翌年6月から課税されます。来日1年目は住民税がかからないため手取りが多く感じられますが、2年目から住民税が加わり、手取りが月1万〜2万円ほど減ることがあります。

家賃の予算を考える際は、2年目以降の手取りを基準にするのが安全です。来日1年目の手取りで家賃を決めてしまうと、翌年から家計が圧迫される恐れがあります。

外国人の場合に考慮すべき収入の計算方法

外国人が家賃の予算を決める際には、日本人とは異なるいくつかの要素を考慮する必要があります。

まず、在留資格によって働ける時間や収入形態が異なります。就労の在留資格で正社員として働く場合は毎月安定した収入が見込めますが、留学生の場合はアルバイトの上限が週28時間と決められており、月収は限られます。技能実習生の場合も、実習先の給与体系に準じるため、地域や業種によって収入に幅があります。

また、家族からの仕送りや奨学金を受けている場合、それらは安定収入としてカウントしにくいのが実情です。賃貸審査では原則として「本人の労働収入」が重視されるため、仕送りだけで審査を通すのは難しい傾向にあります。

収入が不安定な場合や基準に満たない場合でも、預貯金の残高証明を提出する方法や、外国人専門の保証会社を利用することで審査に通る可能性が広がります。

賃貸審査で見られる収入基準

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日本の賃貸物件を借りる際には、入居審査を通過する必要があります。この審査では収入が大きな判断材料となりますが、外国人の場合はそれ以外の要素も見られます。ここでは、審査で求められる収入基準と外国人が知っておくべきポイントを解説します。

不動産会社・保証会社が重視する収入の目安

日本の賃貸審査における収入基準は、おおむね「家賃の36倍以上の年収」が目安です。月収ベースでは「家賃の3倍以上」という基準になります。

家賃必要な月収目安必要な年収目安
50,000円150,000円以上180万円以上
60,000円180,000円以上216万円以上
70,000円210,000円以上252万円以上
80,000円240,000円以上288万円以上
100,000円300,000円以上360万円以上

この基準は額面収入で見ることが一般的ですが、保証会社によっては手取り収入を基準にする場合もあります。審査を受ける前に、不動産会社に確認しておくと安心です。

なお、上記はあくまで最低ラインの目安です。実際の審査では、収入額だけでなく勤務先の規模や雇用形態(正社員か契約社員か)、勤続年数なども総合的に判断されます。

外国人が賃貸審査を受ける際に確認しておきたいポイントと対策

外国人が賃貸審査を受ける際には、次のような状況に当てはまると、審査で慎重に確認されたり、追加の書類を求められたりすることがあります。事前にポイントを押さえておくことで、スムーズに審査を進めやすくなります。

  • 在留期間の残りが1年未満の場合
  • 来日して間もなく、日本での収入実績がない場合
  • アルバイトやパートなど非正規雇用の場合
  • 日本語でのコミュニケーションが難しい場合
  • 日本での信用情報(クレジットヒストリー)がない場合

こうした状況に該当する場合の対策として、預貯金審査に対応している物件では預貯金の残高証明を提出することで、月々の収入が基準に満たない場合でも審査を通過できる可能性があります。また、保証会社によっては家賃の2年分(24ヶ月分)程度の貯蓄を示すことで収入基準の代替として認められるケースもあります。

勤務先に在職証明書や雇用契約書を発行してもらい、安定した雇用関係にあることを証明するのも効果的です。

収入証明として使える書類の種類

賃貸審査で収入を証明するために必要な書類は、雇用形態や状況によって異なります。以下は、外国人が提出できる主な収入証明書類の一覧です。

書類名発行元備考
源泉徴収票勤務先前年の年収を証明。年末に発行される
給与明細書(直近3ヶ月分)勤務先毎月の収入を証明。転職直後に有効
課税証明書市区町村役所前年の所得と住民税の課税額を証明
在職証明書勤務先雇用関係を証明
雇用契約書勤務先入社前や転職直後に年収見込みを証明

来日直後で源泉徴収票や課税証明書がない場合は、雇用契約書と給与明細で代用できることが多いです。留学生の場合は、奨学金の受給証明書や親族からの経済支援証明書が求められることもあります。

書類が外国語で記載されている場合は、日本語への翻訳が必要になることがあります。不動産会社によっては英語の書類で対応可能な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

家賃以外にかかる毎月の生活費を把握する

家賃の予算を決める際には、家賃以外の毎月の支出も正確に把握しておく必要があります。日本の生活費は地域によって差がありますが、ここでは主な支出項目と平均的な金額を紹介します。

光熱費・通信費・食費の平均的な支出

一人暮らしをする場合の主な月間生活費の目安は以下のとおりです。

支出項目月額の目安
食料約49,000円
光熱・水道約13,000円
家具・家事用品約6,000円
被服及び履物約5,000円
保健医療約9,000円
交通・通信約19,000円
教養娯楽約21,000円

※総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」を基に作成しています。

 

これらを合計すると、家賃を除く生活費は月12万円程度になります。食費は自炊を中心にすると大きく節約でき、通信費も格安SIMやGTN Mobileのような外国人向けサービスを利用すると抑えることが可能です。

地方都市では食費や交通費が若干下がる傾向にありますが、大きな差はありません。一方、家賃は地域によって大きく変わるため、生活費全体のバランスは住むエリアに大きく左右されます。

初期費用を含めた入居時の総コスト

日本の賃貸契約では、毎月の家賃とは別に入居時の初期費用が必要です。初期費用の総額は家賃の3〜6ヶ月分が一般的で、外国人にとって大きな負担となります。

項目金額のイメージ(例)一般的な相場返還の有無説明
敷金0~8万円家賃0~1か月分(非課税)退去時に一部返還修繕費用の担保
礼金0~8万円家賃0~1か月分(非課税)返還なし大家への謝礼
仲介手数料8.8万円家賃1か月分+税返還なし不動産会社への報酬
前家賃8万円家賃1か月分(非課税)返還なし入居月の日割り家賃と翌月分家賃
保証料4~8万円家賃0.5~1か月分(非課税)返還なし保証会社利用料
火災保険料1.5~2万円1.5~2万円(非課税)返還なし災害・事故時の補修費用
鍵交換費用1.5~3万円1.5~3万円返還なしセキュリティ対策
合計(例):23.8~45.8万円   

※敷金と礼金は、高級物件やペット可は2ヶ月の場合あり

※上記の金額例は家賃が8万円と想定した場合の算出になります。

※仲介手数料については、不動産会社や契約条件によって異なる場合があります。

家賃と生活費のバランスを整えるコツ

家賃と生活費のバランスを取るためのポイントは、以下の3つです。

1つ目は、手取り収入から逆算して予算を決めることです。「手取り - 生活費 - 貯蓄目標 = 家賃の上限」という計算式で考えると、無理のない予算が見えてきます。

2つ目は、固定費を見直すことです。スマホを格安SIMに変える、電力会社を見直す、自炊の頻度を増やすなど、小さな見直しが毎月の余裕を生み出します。

3つ目は、来日2年目以降の住民税を見込んで予算を立てることです。前述のとおり、住民税は翌年から課税されるため、1年目の家計と2年目以降の家計は異なります。最初から2年目以降の手取りを基準にしておくと、住民税が始まっても慌てる必要がありません。

収入に合った物件を見つけるための具体的な方法

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収入と家賃のバランスがわかったら、次は実際に物件を探すステップに移ります。ここでは、外国人が効率的に予算内の物件を見つけるための具体的な方法を紹介します。

エリアを変えて家賃を抑える方法

日本の家賃は地域によって大きく異なります。

地域別初期費用の相場

主要都市圏の比較

都市平均家賃(1K)※1初期費用相場特徴
東京23区約116,000円47万円〜70万円礼金2ヶ月も多い
大阪市約66,000円26万円〜40万円保証金制度  ※2
名古屋市約55,000円22万円〜33万円比較的安価
福岡市約54,000円22万円〜32万円礼金なし多い
仙台市約48,000円19万円〜29万円東北の中心都市

出典:CHINTAI「家賃相場」掲載情報をもとに作成

※1 家賃相場は掲載物件、集計時点、間取り、築年数、駅徒歩などの条件により変動します。

※2「保証金・敷引き」制度(関西圏)

関西地方では、敷金・礼金の代わりに「保証金・敷引き」制度が一般的です。

保証金制度の特徴

  • 保証金:家賃の3〜6ヶ月分
  • 敷引き:退去時に差し引かれる金額(家賃1〜2ヶ月分)
  • 償却:一定期間居住後の返還減額

なお、東京23区内でもエリアによって相場に差があり、勤務先の最寄駅にこだわらなければ家賃を大幅に抑えることが可能です。

外国人専門の不動産サービスを活用する

外国人が日本で部屋を探す際は、外国人対応に慣れた不動産サービスを利用するのが効率的です。一般的な不動産会社では外国人の入居に消極的なケースもありますが、外国人専門のサービスであればそうした問題を回避できます。

GTNは外国人入居支援に20年の実績を持ち、最大25言語での対応が可能です。提携不動産会社は43,000社以上、累計契約数は約55万件に達しています。最大24時間365日(一部サポート業務は年末年始を除く)のサポート体制で、入居前から入居後まで安心して相談できます。

※2026年7月末時点の当社実績に基づきます

物件探しには、BEST-ESTATE.JPのような外国人向けの物件検索サイトが便利です。多言語に対応しており、予算や物件タイプ等の条件を入力して検索できるため、自分の収入に合った物件を効率的に見つけることができます。

BEST-ESTATE.JP

BEST-ESTATE.JPは、外国籍の方に特化した賃貸プラットフォームです。

7言語対応の専門チームが、物件提案から内見・契約までをオンラインで完結します。

海外在住の段階からスムーズに住まい探しができるのも特筆ポイント。

外国人可の物件のみを厳選し、保証人不要プランや24時間チャットを提供しています。

敷金・礼金なし、家具家電付き、シェアハウス、短期など多彩な条件で検索可能です。

入居後の銀行口座・携帯・ライフライン・ビザ更新までGTNがワンストップで支援します。

まとめ|収入に見合った家賃で安心の暮らしを始めるために

押さえておきたいポイント

家賃の目安は手取り収入の25%〜30%が安全圏です。額面ではなく、税金や社会保険料が引かれた後の手取りで計算することが大切です。

賃貸審査における収入基準は、おおむね「家賃の36倍以上の年収」が目安です。

家賃だけでなく、初期費用や毎月の生活費も含めた総合的な資金計画を立てることが、安定した生活の第一歩です。特に来日2年目以降の住民税による手取り減少は見落としやすいポイントなので、最初から考慮に入れておきましょう。

エリアや物件タイプを工夫すれば、同じ予算でもより良い条件の部屋が見つかります。外国人専門の不動産サービスやBEST-ESTATE.JPを活用して、収入に見合った住まいを見つけてみてください。

部屋探しや家賃の相談は、GTNの公式サイトから問い合わせることができます。外国人専門のスタッフが多言語で対応しているため、日本語に不安がある場合でも安心して相談できます。

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