国内初の外国人専用ゴールドカード「GTNエポスゴールドカード」が誕生
外国人が安心して利用できる金融サービスを、GTNと丸井グループの共創で実現
外国人に特化し、住まい・就労・通信・金融など日本での暮らしを支えるサービスを包括的に提供する株式会社グローバルトラストネットワークス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:後藤裕幸、以下「GTN」)は、株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)と協業し、新たに「GTNエポスゴールドカード」を発行します。
日本で暮らす外国人の金融課題とその背景
日本に在留する外国人は増加を続け、2024年末には約377万人と横浜市の人口に匹敵する規模に達しました。2030年には440万人まで拡大すると予測されており、金融インフラの整備は急務となっています。こうしたなか、日本人を前提とした従来の制度では対応が難しい場面も見られ、外国人が金融サービスを利用する際には、以下のような課題が存在します。
- 日本での信用情報が乏しく、帰国リスクへの懸念から審査を通過しにくい
- 制度や手続きが複雑で、申込・説明が日本語のみのため手続きのハードルが高い
- マネーロンダリング対策などを理由に、初めから外国人は「対象外」とされる場合がある
共創で実現する、外国人に開かれた金融サービス
GTNは、創業以来19年間にわたり、外国人に特化したサービスを一貫して提供してきました。その過程で培ったリスク管理や多言語サポートの知見を基盤に、外国人が日本で安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。一方、丸井グループはファイナンシャル・インクルージョンの考えのもと、「信用の共創」に基づく与信ノウハウやカード事業のプラットフォームを強みとしています。両社はこれらの強みを掛け合わせ、申込から審査、利用・問い合わせまで一貫して外国人に対応できる仕組みを整備しました。さらに、GTNの25言語による多言語サポートは、利用時の安心確保と回収体制の強化につながっています。こうして2017年には、国内初の外国人専用カード「GTNエポスカード」が誕生しました。
拡大するニーズに応える「GTNエポスゴールドカード」
こうした状況を背景に誕生した「GTNエポスカード」は、これまでに2万人以上の方に利用されています。今回新たに導入する「GTNエポスゴールドカード」では、限度額の拡大やポイント有効期限の無期限化などの特典を設け、在留外国人の生活基盤をより幅広く支えることを目指します。
「GTNエポスゴールドカード」の概要
- カード発行主体 :エポスカード
- 名称 :GTNエポスゴールドカード
- 開始日 :2025年10月15日(水)
- ご案内方法 :インビテーション方式
- 年会費 :永年無料
- 国際ブランド :Visa
- 特典 :エポスポイントの有効期限無期限
年間ボーナスポイント(最大10,000エポスポイント)
空港ラウンジ利用無料 など
※サービスの詳細はホームページにてご確認ください → https://www.eposcard.co.jp
今後の展開
GTNと丸井グループは、両社の強みを生かした共創を通じて、在留外国人にとって利用しやすい金融サービスの提供を進めてきました。今後はさらに連携を深め、外国人が日本人と同等に金融サービスを利用できる環境の整備を進めていきます。
外国人の生活定着は日本社会の持続的な発展に不可欠であり、その基盤を支える金融インフラの拡充が重要となっています。両社は、利用時の安心と事業運営の安定を両立させる仕組みを整えながら、在留外国人が安心して暮らせる社会の実現に向けて取り組んでまいります。
※ 参考資料:GTN WOW「外国人の金融アクセスを変える、『共創』のちから ― GTN × エポスの挑戦」(株式会社エポスカード 常務取締役 大倉 伸夫 様 × GTN代表取締役社長 後藤 裕幸https://wow.gtn.co.jp/400
【丸井グループの概要】
商号:株式会社 丸井グループ
本社所在地:〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話:03(3384)0101
URL:https://www.0101maruigroup.co.jp/
代表取締役社長:青井 浩
おもな関連会社:㈱エポスカード、㈱丸井、㈱エムアンドシーシステム ほか
【エポスカードの概要】
商号:株式会社エポスカード
本社所在地:〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話:03(4574)0101
URL:https://www.eposcard.co.jp
取 締 役 社 長:相田 昭一
事業内容:クレジットカード業務、クレジット・ローン業務