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外国人支援のGTN、組織の文化的多様性の包摂度を評価する指標Cultural Diversity Indexで最高ランク「プラチナ」・「Good Practice」を同時受賞

多文化組織づくりと対話型の独自研修が高評価

外国人に特化し、住まい・就労・通信・金融など日本での暮らしを支えるサービスを包括的に提供する株式会社グローバルトラストネットワークス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:後藤裕幸、以下「GTN」)は、一般社団法人Cultural Diversity 推進協会が実施する「Cultural Diversity Index(CDI)」2025年度認証において、最高ランク「プラチナ」を取得するとともに、明治大学との協働で実施した対話型研修が「Good Practice」として選定されました。社員の約7割が外国籍という多文化環境を前提に、制度づくりや相互理解を促す研修など、誰もが自分らしく働ける組織づくりに継続して取り組んできた点が高く評価されました。










Cultural Diversity Index(CDI)認証とは

Cultural Diversity Index(以下、CDI)は、一般社団法人Cultural Diversity 推進協会が運営する認証制度で、国籍・文化・言語など多様な背景を持つ人材が安心して働ける職場環境を整えている企業を評価するものです。
国籍・民族・人種・肌の色・文化や習慣・言語・宗教など、さまざまな多様性の要素に着目し、多様な人々がともに活躍できる環境の包摂度合いを測定します。
採点結果に応じて、5つのランク(プラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズ・グリーン)に認証され、特に優れた取り組みは「Good Practice」として選定されます。

Cultural Diversity Index:https://culturaldiversityindex.org/
認証元:一般社団法人Cultural Diversity 推進協会


「プラチナ」認定受賞の評価ポイント

GTNは、国籍や文化の違いを超えて誰もが自分らしく働ける環境づくりを推進しており、社員の約7割が外国籍という多文化な職場で、日々のコミュニケーションや制度の改善を重ねています。
また、住まい・通信・金融・生活支援など、外国人の生活基盤を支える事業そのものが多文化共生の促進に寄与している点も高く評価されました。

<主な評価ポイント>

  • 外国籍社員が70%以上を占める環境での組織マネジメント

  • 多文化構成を前提とした制度・コミュニケーション設計の継続的改善

  • 生活支援を軸とした独自の事業モデルが社会的インパクトを生んでいる点


「Good Practice」選定の評価ポイント

GTNと明治大学国際日本学部・山脇啓造ゼミが共同企画した「マイクロアグレッション・ワークショップ」が、D&Iの組織浸透に寄与した事例として「Good Practice」に選定されました。

本研修は、無意識の偏見に基づく言動(マイクロアグレッション)をテーマに、異なる文化背景を持つ社員同士が「どのように受け取り、どのように伝え直すと良いか」を対話形式で共有するプログラムです。

ワークショップは以下の3部構成で実施されました。

1.  講義
「マイクロアグレッション」の定義や、無意識の偏見(アンコンシャスバイアス) に基づく言動の特徴を学び、日本社会で起こりやすい事例(例:「日本語上手ですね」「どこから来たの?」など)をもとに考察。

2. グループワーク
 明治大学ゼミ生が制作した「マイクロアグレッション・カルタ」を使用し、各カードに記された発言例について「どんな感情を引き起こすか」「どう言い換えられるか」を議論。

3. ディスカッションとまとめ
「無意識の前提を意識化する」「互いに学び合う関係を築く」ことの重要性を共有し、実践的行動指針を整理。

本取り組みは、明治大学としても企業向けでは初の対面実施となり、多国籍な社員構成を持つGTNだからこそ成立したプログラムです。国籍や文化にとどまらず、性別・世代・障がいの有無など、さまざまな“違い”への理解を深める学びの場として高く評価されました。

(※参考)明治大学公式レポート:
https://www.meiji.ac.jp/nippon/info/mkmht000001pw5sw.html


GTN代表コメント

株式会社グローバルトラストネットワークス
代表取締役社長 後藤 裕幸

GTNは、「日本の力になる人の、力になりたい。」という想いのもと、外国にルーツを持つ方々が日本で安心して働き、暮らせる環境づくりを進めてきました。このたび最高ランクのプラチナ認証をいただけたことは、多文化で働く社員一人ひとりの努力の成果だと感じています。これからも、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現に向け、企業としての取り組みをさらに進化させてまいります。


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オウンドメディア「GTN WOW」:https://wow.gtn.co.jp/
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