日々の業務を通じてGTNの企業理念を全うしたい
目次
GTNに入社したきっかけを教えてください。
私はGTNに入社する前、中国語の講師をしておりました。中国の文化、文法等を説明する際、日本人学習者の立場にたつことで、理解しやすい説明となるよう心掛けておりました。 その後、友人の紹介でGTNを知り、多国籍で個性溢れる職場に憧れ、入社を決意しました。
来日して24年目になりますが、日本で生活する上で守るべきルールや習慣等を異文化や考え方の違いを含めて説明するという業務で、これまでの日本での経験が活かせるのではないかと思いました。
現在どんなお仕事をされていますか。
現在はグローバル生活サポート部の中国語セクションに所属しており、家賃保証のお客様と代理店様からのご依頼やGTN Assistantsの通訳を行っております。 家賃保証のお客様のサポート業務は様々で、家賃の支払いや契約内容の確認、設備トラブル、鍵の紛失、お部屋の更新や解約のフォローなどを行っております。また、契約手続きや退去立会いに同行することもあります。
GTN Assistantsの通訳内容はより幅が広く、郵便局や銀行、役所での手続き、美容室、お買い物等の現地通訳もあります。 グローバル生活サポート部は、中国語セクション、韓国ベトナムセクション、そして多言語セクションの3つのセクションに分かれており、多国籍の職場環境ですが、公用語は日本語なので、不自由なく他のメンバーとコミュニケーションを取ることができます。
上席や先輩も優しく、困ったことがあれば必ず誰かが助けてくれるアットホームな雰囲気で、業務の効率化にも繋がっていると私は思います。 グローバル生活サポート部は、外国人の日本での生活が少しでも快適なものとなるよう、力を合わせて日々尽力しております。
入社後のギャップはありましたか。
ギャップではないのですが、確実に言えるのは、GTNは7割を占める外国人スタッフを抱えているにもかかわらず、スタッフのことを一番理解してくれる会社だと思います。 スタッフのアイデンティティーを大切し、メンバーの力を最大限に発揮できるよう機会を与えてくれます。 また社内イベントも定期的に開催され、社長をはじめ、他部署の方々と交流することによって、会社内で異文化交流できるのはとても新鮮で、勉強になります。
今後日本の人口が10人のうち1人が外国人という予測のデータがあり、外国人への支援がますます重要視されると思うので、需要に応じてGTNらしいサービスをご提供できたらと思います。
これまで一番苦労したこと、そしてどうやって乗り越えたかを教えてください。
日々の業務を行いながら、社内新規事業発表の準備と外国人雇用労務士という資格の勉強が重なっていた時期がありました。自分は完ぺき主義なので、張り切ってやろうとしたら、さすがに時間と体力に余裕がなく、途中で体調を崩してしまいました。 睡眠と栄養をしっかりとること、そして時間を有効に使うことの大切さに気付きました。
業務や発表の準備、資格の勉強で多くの方に助けられ、無事に乗り越えることができました。メンバーからの励ましやフォローに今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
今後の目標について教えてください。
私たちが行う日々のサポートがお互いの相互理解に繋がって、外国人がより暮らしやすい社会になることが私の願いです。
日本社会において外国人への偏見、いわゆるステレオタイプを持つ方がいらっしゃる限り、外国人の社会課題解決は難しいと感じます。 日本人には、「外国人が日本で生活するうえでの苦労」を知ってもらいたいと思いますし、「外国人が日本社会の発展に必要不可欠な存在であること」に気付いてもらうことも大切だと思います。
その一方で「外国人が日本文化や商習慣を理解すること」が必要です。
GTNの企業理念の一つでもある、人種、民族、宗教、国籍の調和を促すという重要な役割を、GTNメンバーとして今後も全うしたいと思います。
現在、中国語をメインに対応しておりますが、将来的には英語でも困っている方をサポートできるようにしたいですね。 また、これから他部署の研修もありますので、資格の勉強もしながら、スキルアップを目指して努力して参ります。