
特定技能「宿泊」|採用側の準備、試験情報や雇用条件などを解説
2025年の年間訪日外客数は42,683,600人となり、前年比15.8%増で年間過去最高を更新しました。年間4,000万人という節目を初めて突破した一方、2026年上半期は中国市場の低迷により累計2,108万人と前年同期比2.0%減となっており、市場ごとの動きは一様ではありません。それでもコロナ前の水準を大きく上回る需要が続いており、宿泊施設の新規開業や増床の動きも各地でみられます。ホテル・旅館の人材確保は経営の最重要課題になっています。その解決策として定着してきたのが、在留資格「特定技能」による外国人材の受入れです。
ただし、宿泊分野の特定技能は2024年6月に協議会加入の運用が変わり、さらに2027年4月には技能実習に代わる育成就労制度が始まります。数年前の情報のまま準備を進めると、在留資格の申請が受理されない、想定していた時期に現場へ配属できないといった事態を招きかねません。
本記事では、特定技能「宿泊」の受入要件と業務範囲、評価試験の内容と難易度、義務付けられた支援、受入れまでのスケジュールとコスト、そして育成就労制度による今後の変化までを、官公庁の一次情報をもとに整理します。上長や現場、法務部門への説明にそのまま使える構成でまとめていますので、自社の受入れ計画づくりにお役立てください。