日本と海外のゴミ分別はどう違う?外国人入居者のゴミ出しで認識のズレが起こる理由 - GTN MAGAZINE
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日本と海外のゴミ分別はどう違う?外国人入居者のゴミ出しで認識のズレが起こる理由

日本で生活するうえで、日常的に関わるのがゴミ出しです。

ゴミの種類ごとに分別し、決められた曜日や時間に、指定された場所へ出す。日本で暮らしていると当たり前に感じるゴミ出しですが、外国人入居者様にとっては、母国との違いに戸惑うことがあります。

 

実際にGTNでは、ネパール、韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどの出身者が、それぞれの国のゴミ出し事情や、日本に来て感じたことを紹介する動画を公開しています。

 

動画を見てみると、国によって異なるのは「分別するかどうか」だけではありません。

ゴミを出す場所、曜日、時間、回収方法、ゴミ袋、粗大ゴミの処分方法など、ゴミ出しに関する仕組みそのものに違いがあります。

こうした違いを知ることは、外国人入居者様が日本のゴミ出しで戸惑う理由を考えるうえでも参考になります。

 

この記事では、GTNの動画で紹介している各国のゴミ出し事情や、実際に寄せられている相談をもとに、外国人入居者様とのゴミ出しに関するコミュニケーションについて紹介します。

国によって、ゴミの出し方はこんなに違う

日本のゴミ出しでは、自治体や地域によってルールが決められています。

例えば、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなどに分別し、決められた曜日に、指定された場所へ出すといった方法です。

一方、GTNの動画では、母国では日本とは異なる方法でゴミを出していたという声が紹介されています。

ネパール:回収トラックに合わせてゴミを出す

ネパールでは、アラームが鳴ったらゴミ回収トラックのところまでゴミを出しに行くという方法が紹介されています。

日本のように決められたゴミ捨て場がなく、ゴミを出す曜日も決まっていません。また、時間帯も明確に決められておらず、ゴミの分別もないという違いがあります。

日本では、「決められた場所に、決められた曜日・時間に出す」という方法が一般的です。

そのため、ネパールのようなゴミ出しに慣れている方にとっては、日本に来たときにゴミを出す場所や曜日、時間を確認することが必要になる場合があります。

韓国:生ゴミを分けて出す

韓国では、生ゴミをほかのゴミとは別に捨てることが紹介されています。

日本と韓国では共通する部分もありますが、ゴミ出しの仕組みには違いがあります。

動画では、日本のゴミ出しについて「細かい」と感じたという声も紹介されています。

同じアジア圏でも、ゴミの分別方法やルールの細かさについて、生活する中で違いを感じることがあります。

インドネシア:回収後に分別する

インドネシアでは、収集トラックが来てゴミを回収するという点は日本と同じです。

一方で、ゴミを出す際には分別をせず、回収した業者がその後に分別するという方法が紹介されています。

また、ゴミ捨て場が近くになく、少し歩いてゴミを出しに行くこともあるほか、道端にゴミが置かれていることもあるという話も紹介されています。

日本では、家庭からゴミを出す段階で分別することが求められるため、同じ「収集トラックがゴミを回収する」という仕組みでも、実際の出し方には違いがあります。

フィリピン:粗大ゴミを「売る」という方法も

フィリピンでは、ゴミを分別しないという方法が紹介されています。

さらに、粗大ゴミの処分方法にも日本との違いがあります。

日本では、粗大ゴミを処分する際に料金を支払うケースがありますが、フィリピンではジャンクショップに持って行き、売るという方法が紹介されています。

「不要になったものを処分する」という同じ行為でも、国によってその方法が異なることがわかります。

動画では、日本のように分別してゴミを捨てることについて、「逆に分別して捨てるからこそ、ここまで街がきれいなのかな」という感想も紹介されています。

ベトナム:ゴミ袋や回収方法も異なる

ベトナムでは、分別をしないという方法が紹介されています。

また、日本のように地域が指定するゴミ袋を使うのではなく、スーパーでもらった袋をゴミ袋として使うという違いもあります。

ゴミを出す時間や曜日も指定されておらず、清掃員が回収する方法が紹介されています。

さらに、自治体ではなく民間企業がゴミの回収を行っているという違いもあります。

粗大ゴミについても、日本のように決められた方法で申し込むのではなく、清掃員にお願いして回収してもらうという方法が紹介されています。

このように、ゴミの分別だけを見ても違いがありますが、ゴミ袋、収集場所、曜日、時間、回収する主体、粗大ゴミの処分方法まで、日本とは異なる場合があります。

 

※動画内で紹介している各国のゴミ出し事情は、撮影当時の情報です。現在のルールや運用とは異なる場合があります。

「日本では当たり前」が、海外では当たり前とは限らない

このように、ゴミ出しの方法にはさまざまな違いがあります。

  • 分別するかどうか
  • ゴミを出す場所
  • 回収される曜日や時間
  • ゴミ袋の指定
  • ゴミ収集の担い手
  • 粗大ゴミの処分方法

日本で生活していると、こうしたルールは当たり前のものに感じられるかもしれません。

しかし、母国で異なる仕組みの中で生活してきた人にとっては、日本のゴミ出しのルールを初めて知ったときに「なぜこの方法なのだろう」と戸惑うことがあります。

つまり、ゴミ出しに関する認識のズレは、ルールを守る・守らないという単純な話ではなく、これまで生活してきた環境の違いから生じる場合もあります。

実際の声を動画で見る

GTNでは、外国籍スタッフが母国と日本の生活習慣の違いについて紹介する動画を公開しています。

実際に日本で生活する中で、どのような点に違いを感じたのか、本人の言葉で紹介しています。

特にネパールの動画では、現地のゴミ出しの様子も見ることができます。

ネパールのゴミ出し事情を現地の映像で見る

ネパール編では、ネパールのゴミ出しについて紹介するだけでなく、現地の様子も動画で見ることができます。

「ゴミをどのように捨てているのか」「どのような場所にゴミが集められているのか」など、文章だけでは分かりにくい部分を、実際の映像から確認できます。

ほかの国のゴミ出し事情も紹介しています

GTNでは、ネパール以外にも、韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、中国などのゴミ出し事情を紹介しています。

それぞれの国のゴミ出しについて、どのような違いがあるのか。気になる国の動画もあわせてご覧ください。

▶【日本はつらいよ】ゴミ出し事情がこう違う! - フィリピン 編 -

▶【日本はつらいよ】ゴミ出し事情がこう違う! - 中国 編 -

▶【日本はつらいよ】ゴミ出し事情がこう違う! - 韓国 編 -

▶【日本はつらいよ】ゴミ出し事情がこう違う! - インドネシア 編 -

▶【日本はつらいよ】ゴミ出し事情がこう違う! - ベトナム 編 -

ゴミ出しに関する相談も寄せられています

こうした生活習慣の違いは、実際に日本で暮らし始めたあと、具体的な「分からない」につながることがあります。

たとえば、

「このゴミはどこに出せばいいのか」

「この曜日に出していいのか」

「このゴミは何に分別すればいいのか」

といった疑問です。

日本で長く暮らしている人にとっては簡単に思えることでも、母国で異なる方法に慣れていた場合には、最初から判断するのが難しいことがあります。

GTNの生活サポートにも、こうした生活上の困りごとについて相談が寄せられています。

ゴミ関連の相談は、ご依頼件数の8位

GTNの生活サポートに寄せられたご依頼を分類すると、ゴミ関連は3.0%で8位となっています。

ゴミに関する相談は、生活上の困りごとの中でも一定数発生していることが分かります。

これは、ゴミ出しが特別に難しいということではありません。

むしろ、毎日の生活の中で繰り返し行うことだからこそ、日本と母国の生活習慣に違いがある場合、その違いが具体的な疑問として表れやすいと考えられます。

 

関連記事:外国人入居者の困りごとランキング1位は「伝達」27.6%【2026年最新】

「分からない」をそのままにしないために

日本と母国の生活習慣に違いがある場合、外国人入居者がゴミ出しの方法に戸惑うことは珍しくありません。

だからこそ、ゴミ出しについて「分からない」という状態をそのままにせず、必要な情報を確認できるようにしておくことが大切です。

自治体の多言語案内を活用する

家庭ごみの分別方法や収集曜日などは、自治体によってルールが異なります。

自治体によっては、家庭ごみの出し方について、英語などの多言語で案内を用意している場合があります。

こうした自治体の案内を活用すれば、外国人入居者にも地域のルールを確認してもらいやすくなります。

物件のある自治体がどのような多言語案内を用意しているのか、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

図や写真など、見て分かる情報も活用する

ゴミの分別は、文章だけで説明すると分かりにくい場合があります。

「燃やすごみ」「資源ごみ」などの文字だけではなく、自治体が公開している分別表やイラスト、写真などを活用すると、具体的なゴミの種類を確認しやすくなります。

特に、入居時に案内する場合は、必要な情報をすべて文章で説明するのではなく、自治体が公開している分かりやすい資料を案内するという方法もあります。

分からないことを確認できる窓口を用意する

それでも、実際の生活では「このゴミはどこに出せばいい?」「これは何ゴミ?」といった個別の疑問が出てくることがあります。

そのため、ルールを一度伝えて終わりにするのではなく、分からないことがあったときに確認できる方法を伝えておくことも大切です。

自治体の問い合わせ窓口や多言語案内など、地域で利用できる情報をあらかじめ把握しておくと、入居後の確認にもつなげやすくなります。

GTNの多言語生活サポートで、生活上のコミュニケーションをサポート

GTNでは、GTNの家賃保証をご利用いただいている不動産会社様・管理会社様・オーナー様などを対象に、多言語での生活サポートを提供しています。

外国人入居者の生活上の困りごとについて、通訳・翻訳を通じてコミュニケーションをサポートしています。

ゴミ出しに限らず、生活の中で「どう伝えればよいか」「相手にうまく伝わらない」といった場面で、外国人入居者との意思疎通をサポートします。

GTN 家賃保証サービス

GTNの家賃保証サービスは、日本で賃貸契約をする外国人向けの保証・サポートサービスです。

連帯保証人がいなくても契約が可能で、言語の壁や生活上の不安を解消する多言語サポートを提供し、入居者と貸主双方に安心を届けます。

入居前から退去まで幅広い支援を行っています。

※一部お申込みプランにおいて連帯保証人(代表者)が必要になります。

 

 

運営会社 株式会社グローバルトラストネットワークス(Global Trust Networks Co., Ltd.)
公式HP https://www.gtn.co.jp/business/realestate/rent-guarantor

まとめ

日本のゴミ出しは、分別や収集日、収集場所、指定袋など、細かなルールのもとで行われています。

一方で、海外では、収集トラックに直接ゴミを出す、分別をせずに回収後に分ける、ゴミを売却するなど、さまざまな方法があります。

そのため、日本で暮らし始めた外国人入居者がゴミ出しの方法に戸惑うことがあっても、単純に「ルールを知らない」というだけではありません。これまで暮らしてきた環境との違いによって、日本のゴミ出しの仕組みそのものが新しい場合があります。

こうした生活習慣の違いを知ることは、外国人入居者とのコミュニケーションを考えるうえでも、一つのヒントになります。

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